旧東海道を歩く7(蒲田~多摩川)
川崎まで用事があったので、午後は蒲田に移動し、旧東海道の続きを歩いてみました(記事としては「旧東海道を歩く6(南大井~蒲田)」の続きになります)
ガイドブック「ちゃんと歩ける 東海道五十三次 東 江戸日本橋~袋井宿」とウォークマップ「ホントに歩く東海道 第1集 日本橋~保土ケ谷 」を併用しました(事前に確認したところ、互いに情報が補完できると思ったため)
半日のウォーキングなので、今回の目標ゴールは「鶴見」(約8km)
「京急蒲田駅」の改札を出て、前回のリタイアポイントとほぼ同じ位置に立って、スタートの記録。京急の高架下から歩き始めます
国道15号線を歩いて行きます。(写真ではわかりづらいですが)車は一旦下に潜ってしまうようです
ガイドブックだと「京急蒲田駅」からもっとも近い公衆トイレ「蒲田本町二丁目公園」。『国有地の無償貸付』と書いてあります。ということはこの公園は国有地?!
『日本橋まで16Km』の標識。この標識を見ると歩いてきたなぁという感じがします。励みになります
「蒲田消防署前交差点」(本当に目の前に消防署があります)を過ぎて、消防署の横で見つけた案内板『六郷用水物語』。帰宅してから調べてみたら『六郷用水』にちなんだ場所を廻る遊歩道とかを整備しているようです。いつか歩いてみたいですね
途中見つけた工事の柵を支えるキティちゃん! 珍しいですね。ちなみに『体感KY』のKYは『危険予知』で工事の災害・事故防止活動のことでした(インターネット調べ)
ほんの1ブロック程度ですが、並木が続きます。なんの木だったんだろう(あまり植物には詳しくないです)
ほどなく「熊野神社」を発見。今回も鳥居を探していたので、あやうく通り過ぎしまうところでした(汗)。国道15号線から狭い道を抜けて無事お詣りすることができました
境内内にはお稲荷さんもありましたので、こちらにもお詣り
「熊野神社」からすぐのところに見える大きな木。公園かと思ったら病院でした
「雑色駅入口交差点」でふと上を見上げると『雑色商店街』のアーケード入口を示す、これまたカワイイ象さんを発見
「六郷工科高校前交差点」で街道を左側に移動。横断歩道を渡ってすぐのところに『日本橋から17Km』の標識を発見(今まで気がついていなかったけど、道の左右で『から』『まで』が使い分けられているんですね。車からは見えないと思うけれど、あくまでも車目線)
街道の左側に来たら、歩道が広くなり歩きやすくなりました(笑)
少し歩くと「六郷神社」に到着。気持ちの良い参道を通ってお詣り。隣は幼稚園で注意促す先生の声と子供達の騒ぎ声が微笑ましい
境内を廻ってみると『旧六郷橋の親柱』を発見。説明を読むと三度も洪水で流されたようで、六郷橋はいろいろと災害のあった場所のようです
参道横に安置された一対の狛犬様。確かにユーモラスな表情です。大田区内最古とのこと
「六郷神社」を出てすぐの場所。ここで左側の道に入っていきます(といってもほぼ国道15号線の隣を歩いて行くのですが・・・)
この辺りに『一里塚(四里目)』があるようだったので探してみたのですが見つかりませんでした(もしかしするとこの辺りにあったということで説明等はないのかもしれません)。でも近くには旧東海道の道標がありました
道沿い(少し入ったところ)にある「観乗寺」。本堂の前が緑で溢れているお寺でした
ほどなく「六郷土手交差点」に到達。このまま真っ直ぐ行くと「多摩川」ですが、「北野天神」にお詣りするため、右に曲がり、高架の下を抜けていきます
郵便局の向かい側の狭い道を抜けていくのですが、あいにくの工事中で、写真が撮れる状態でなかったので、パスさせていただきます。「北野天神」手前にあった『六郷の渡し跡』の説明。江戸の玄関口だったとのこと、橋の流失に伴い、何度か渡し船が利用されていたようです
「北野天神」に到着。無事お詣りを済ませました。電灯が昔ながらという感じで素敵です
境内にあった『千年石』(右、鶴さん)と『万年石』(左、亀さん)の力石。『ボケないですこやかな生涯をまっとうしたい人はやさしく手をふれてください』と書かれていたので、思わずなでてしまいました
『止め天神』って、『落馬止め天神』で八代将軍吉宗公の落馬を止めた御加護のある天神様だったんですね。今でも縁日はあるのかな? ちょっと木馬にまたがって祈願したい
「北野天神」のところから「六郷橋」を見上げると、なにやら不思議な形のオブジェがみえます(写真中央)。とっても気になります
「六郷橋」手前にある公園(Google マップだと「宮本台緑地」となっています)にも行ってみました。3枚か近辺の説明があったのですが、既に文字がかすれており、読むことができませんでした(残念)
「六郷土手交差点」に戻って来ました。この歩道橋?を上がると「六郷橋」の歩行者用の道に行けるようです(自転車はぐるっと迂回が必要)
「多摩川」を渡っていきます。ここを渡りきれば神奈川県。東京都ともここでお別れです
少し長くなってきましたし、きりが良いので、一旦記事を終わります。
次の記事「旧東海道を歩く8(多摩川~川崎)」に続きます!