旧東海道を歩く11(神奈川[新子安~仲木戸])
「旧東海道を歩く10(鶴見~神奈川[新子安])」の続きです
「新子安駅入口交差点」です。タワーマンションでしょうか、さらにランドマークとしての存在感を増しました
日本橋から26Kmの道標を発見! なんかテンションあがります!
街道の右側に移動して進んで行くと、「入江橋」に到着。渡る前に右側の道に入ります
川の手前に「庚申塔」を見つけました。お供えもありましたので、今でも付近の方に大切にされているようです
「入江川」、電車の高架の下を流れいて、雰囲気のある場所なんですが、川が澄んでなくて、ちょっと残念
国道15号線に沿って歩いて行きます。途中「横浜小鳥の病院」なる動物病院を発見。診療動物は『鳥類、げっ歯類、うさぎ』と犬猫は対象外。珍しかったので写真を撮ってしまいました
「大勝軒」の角を曲がると(写真は曲がった後、お店の正面から)、「神奈川通東公園」があります
公園の入口に『神奈川宿歴史の道』と書かれた史跡説明を発見。『土居(桝形)』はイメージがよくわかりませんでした(実際に模型とか見てみたい)、『長延寺跡(オランダ領事館跡)』を読むと長延寺はなくなったのではなく、緑区に移転させられたようです(かなり遠い)
かなり疲れたので公園のベンチで一休み、広くて気持ちのよい場所でした。目の前には「京急神奈川新町駅」のホームが見えます。コンビニで買ってきたスポーツドリンクを一気に飲んでしまいました
一息ついたら、すっかり「オランダ領事館跡」の石碑を見るのを忘れてしまいました(なんか今日はいろいろと忘れている)
ランチの前にもう一頑張りと「京急神奈川新町駅」前にある案内を見に行ってみました(改札の少し手前にあります。この宿場全体を書かれた説明、「青木橋」「上台橋」のところで見たのですが、下の説明は少し違うものでした)
神奈川宿の入口は「長延寺」(さっきの公園)から「上台橋」までとかなり広い範囲だったようです(歩いたからわかる広さ)。開港当時、各国の領事館として寺が利用された場所でもあったとのこと(勉強になるなぁ)
改札の向かい側にはこんな道標も・・・。横浜市神奈川区もいろいろとウォーキングコースを整備しているようです(ここも歩いてみたい。歩きたいところが増えていく一方です)
街道に戻って、ちょっと歩くと「良泉寺」に到着。『開港当時、諸外国の領事館に充てられないように本堂の屋根を剥がしてまで幕府の命令を断った』と書かれています。それで断れたのだから、かなり強引なご住職だったのでしょうか?
「良泉寺」を出てすぐに「笠のぎ稲荷神社」の目印を発見。神社自体は京急線の高架をくぐった先にあるようです
「笠のぎ稲荷神社」、以前は山中腹にあり明治二年に遷座されたと書かれています。『社前を通行する者の笠が自然に脱げ落ちる』って、どういう状態だったのでしょうか?、でも霊験あらたかという感じがします。『土団子をお供えすると病が治る』という特殊信仰もあるようです
境内には横浜市名木古木指定されたクスノキがあり、『子宝安産』と書かれていました
境内入って左側には「板碑」があり、素人にはよくわかりませんが、特異な板碑でかなり珍しいと書かれていました
街道に戻って、少し歩いて、この場所で右に曲がると、
「神明宮」がありました。境内には自動車が駐車したままになっているし、あまり大切にされていないのかな? 気になる神社でした。境内内にあると書かれている梅の森稲荷は見つけることができませんでした
「神明宮」の目の前にある「能満寺」、一周したのですが門がありません(悲)
よく見ると「神明宮」の目の前に『お寺仮出入口』と書かれた張り紙が・・・。山門は工事中でした(今年の12月には完成予定とのこと。完成予想図を見るとかなり立派です)
「能満寺」境内にある墓地の端には大きな仏像が建っています。帰宅してから調べて観たら「観音塔」は水子供養の埋葬を行っているとのこと。暖かい感じのする仏像でした
キョロキョロしながら街道を進んでいたら、「横浜市立神奈川小学校」の角に「壁絵」を発見!
『神奈川』の名前の由来の1つ、『水が少なく水源がわからない上無川が省略された』と書かれています(今の『神奈川』は当て字なんでしょうか?)
この角で曲がって右に入ると
「東光寺」を発見! 太田道灌の守護仏がこの寺の本尊と書かれています。しかしながら門は閉ざされていたので、門の外からのお詣りとなりました
「神奈川二丁目交差点」にやってきました。大きな交差点です
「神奈川二丁目交差点」で横断歩道を渡って右に向かい、コンビニ(セブンイレブン)の角を左に曲がってまっすぐ行くと「金蔵院」の門があります
門が閉ざされているので入れないと思っていたら、右側に曲がって入ることができました。植物詳しくないので、梅の木があるのかは確認できませんでした(自分の知識不足が残念)
さきほどの「金蔵院」の門に戻り、まっすぐいくと「熊野神社」のお社が見えます。ぐるっと廻って鳥居のところまでくると、かなり立派な見応えのある狛犬がいます(見る価値あり)
境内の奥には御神木の『大公孫樹』があります(これも横浜市名木古木指定のイチョウの木でした)
時間はすでに12時30分、iPhoneのヘルスケアアプリを見てみると、16,464歩 12.46Kmも歩いています(計測誤りじゃないかと思うくらい歩きすぎです)
お腹もかなりすいてきたので、この辺でランチにしようと思い、一旦街道を離れてお店を探してみることにしました
記事もながくなってきましたので、一旦ここで終わります
次の記事「旧東海道を歩く12(神奈川[仲木戸~上台橋])」に続きます!