Bataさんぽ+

路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

旧東海道を歩く16(戸塚[不動坂~八坂神社])

旧東海道を歩く15(東戸塚~戸塚[不動坂])」からの続きです

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少し周囲の探索で時間がかかってしまいましたが、「不動坂」を後にして先に進みます。道の脇に『史蹟の小径』の案内がありました。ここを左に入って進んで行けば、『護良親王首洗井戸』があるようですが、今日は先を急ぎます

ちなみにウォークマップでも目印は眼科ですが、名前が違いました。何かあったんでしょうか?

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ここが「鎌倉ハム倉庫」のようです。『鎌倉ハム発祥の地』、昔戸塚は鎌倉郡に属していたので「鎌倉ハム」として全国的に知られるようになったとのこと(横浜市のHPによると、今でも斉藤家の倉庫として現役のようです)

近くを探してみたのですが、『斉藤家の旧家』らしき建物はみつかりませんでした。かなり新しい住宅が多かったようなので、既に建て替えてしまった?!のかも・・・

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「斉藤牛肉店」の隣には「さいとうハム製造本舗」がありました。時代に合わせて商売を変えているようです

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突き当たり、橋のところに『元舞橋』の地図付き説明板がありました。ここでは橋を渡らず、右折し川沿いに進みます

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目の前には「ブリジストン横浜工場」が見えます。それにしても狭い歩道、大人一人がやっと通れる幅です


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「舞岡入口交差点」のところには『五太夫橋』の案内板。ここだけ何か説明書きが書かれています。『石巻康敬五太夫さんがここで徳川家康公を出迎えた』ので五太夫橋の名前がついたそうです。でも石巻康敬五太夫さんって誰?と思って調べたら、横浜市のHPによると『家康公と同じ三河の出身。小田原北条氏の重臣でしたが、のちに家康にも重用された』人のようです

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街道の右側に移動し、「五太夫橋」を渡って先に進みます。確か「宝蔵院」のところだったと思いますが、誰かが標識をいたずらして『Tokaido』から『Tokio』になっていました(う~ん)

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ウォークマップでは「ダイエー」ですが、既に「イオン」になっています。ここでトイレ休憩とペットボトルを購入しました(冷えてるし、自動販売機やコンビニよりも安いので・・・倹約倹約)

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ダイエーの隣にある「フォルクス」の植え込みの中にある『江戸方見附跡』、ここから戸塚宿です。『参勤交代の大名をここで宿役人が出迎えた』そうです

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街道の左側に移動してから数分歩いた先で『吉田一里塚跡』を発見(道路側だと思っていなかったので、一度通りすぎてしまいました)。江戸から10番目の一里塚、なんと『昔は1日でここまで(40Km)歩いてきた』そうです。今みたいに舗装された道ではなかったと思うので皆さん健脚だったようです

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柏尾川にかかる「吉田大橋」の手前にある「本之間稲荷」にお詣り

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「吉田大橋」ですが、3カ所ほど、凹んだ場所があります(写真上段)。何かのビューポイントなのかなと思い写真撮ってしまいましたが、マンションが建ち並んでいるばかり。雲がなければ何かが見えたのかな?

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「矢部団地入口交差点」で左に曲がり、戸塚駅方面へ(まっすぐ行くとトンネル)

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5分ほど歩いて「矢部の湯」さんを発見。かなり旧い感じがしますが、今も営業されているのでしょうか?

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ウォークマップで「開かずの踏切」と書かれているところにくると、駅周辺の整備で既に踏切はなく歩道橋になっていました。線路の側には『想い出の戸塚大踏切』と書かれて昔の写真が並べられていました(他にも戸塚宿近辺の案内図が2枚もあります)

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歩道橋を渡って線路の向こう側へ。屋根もある、かなり広い歩道橋です

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駅の西口「バスセンター前交差点」の先にある郵便局の手前ぐらいに『内田本陣跡』の説明板を発見。戸塚宿は2つの本陣があったとのこと。小さいですが間取り図も付いています

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そのまま街道の右側を少し歩くと『脇本陣跡』の説明板があります。戸塚宿には3つの脇本陣があったようです

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消防署の手前に存在感のある『澤邊本陣跡』があります。『当主 澤邊宗三氏は戸塚宿開設の功労者』で『明治天皇東下の際には行在所(仮の御殿)』だったとのこと(石碑はそれを表しています)

ふと横の表札を見たら『澤邊』さんというお宅だったので、今も戸塚に住み続ける旧家なのかもしれません

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澤邊本陣の敷地内にあったという「羽黒神社」にも折角なのでお詣り

本堂手前には『みんなの神様』と書かれた神奈川県神社庁の子供向け小冊子が置かれていました。素敵な絵本なのですが、きっと小さな子供も、そのお母さんもここには、ほとんど来ないような気もします(神奈川県神社庁のHPに紹介されていました)

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ウォークマップで目印になっている「吉田屋本店」さん。普通の和菓子屋さんのようだったのでスルー・・・

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この間テレビで見て訪れたかった「八坂神社」に到着、まずはお詣り。戸塚の鎮守様

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毎年7月14日に無病息災を祈願して行われる『お札まき』が有名。今年(2016年)は「とつか夏まつり」と一緒に、露店も復活して行われるようなので、是非来てみたいと思います

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境内には『明治天皇東華史蹟』と書かれた石碑も置かれていました。明治天皇が立ち寄られたということなのだとは思いますが、それ以上はインターネットで調べてみても、わかりませんでした

歩き始めてから約2時間、旧東海道としては5Km弱しか歩けていませんが、いろいろと見てきたので、想定の時間通りでもあるのですが・・・

少し記事が長くなってしまったので一旦終わります

次の記事「旧東海道を歩く17(戸塚[かまくら道道標~天王山不動尊])」に続きます!

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