Bataさんぽ

路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

台東区橋めぐり[上流]+ご利益少々5(桜橋~三囲神社)

からの続きです。この記事も、今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」にもエントリーさせていただきました

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「桜橋」に戻って?きました。よく見ると親柱のようなものがないので、橋名はこのような花壇の中心にあります(ちょっと枯れていて可哀想な感じ)

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ずっと気になっていた円錐状の物体は鶴の絵が彫られたオブジェでした

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橋の中心部までやってきました。下流側には「言問橋」が見えます

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上流側はなんとか「白鬚橋」が見えています。アーチが大きいので、「桜橋」からも確認できました

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橋の反対側にも同じ鶴を刻んだオブジェがあります。『瑞鶴の図一 双鶴飛立の図』とタイトルがありました

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東京スカイツリー」を目指すように歩いて、川沿いの下の道ではなく、並木道に入ります(日射しがあり、少し暑かったので、涼しい方を選んでしまいました^^;)

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以前に見かけたことがある『葛飾北斎が描いた風景をたどろう』です。「三囲神社」と「牛嶋神社」が描かれています。船も描かれているので、「竹屋の渡し跡」の説明にあった通り、昔は渡し船で参拝していたようです

以前(記事「台東区 橋めぐり2(厩橋~蔵前橋)」)で「蔵前橋」のところでみた番号が1でした。ここが15なので、まだまだたくさんあるようなので検索してみたら

で全16ヶ所あることがわかりました。おすすめコースだと4ヶ所×2コース分しかないのが少し残念

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「墨堤通り」の向こう側に「三囲神社」の鳥居が見えます

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少し先にある分岐から「墨堤通り」に出て、横断歩道を渡り、北側に移動します

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途中『高原基金の森』と書かれた説明を見つけました。『ユニチャーム(株)創業者の高原慶一郎氏の寄附をもとに、財団法人都市緑化基金が選定した公園づくり』で説明には

名称:隅田公園「新・墨堤桜の森」
特色:向島堤の桜は、江戸幕府八代将軍徳川吉宗が植えたのが始まりとされており、以来、江戸の花見の名所として多くの人々に愛され、今日に至っております。「新・墨堤桜の森」は、墨堤や隅田公園の植栽地を整備して、これまで植えられていたソメイヨシノとは異なる品種の桜やさまざまな花木を植栽することにより、新たな名所づくりをめざしております

と書かれています。桜の咲く季節にもう一度来てみたいです

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空を見上げる狐(だと思います)のオブジェがある場所はGTS環境アート作品『ソラニハ』でした。説明によると『空を眺め憩うための庭、あるいは彫像と共に見上げた空の先には・・・という意味を込めている』そうです

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三囲神社」の鳥居の前には『堤下の大鳥居と竹屋の渡し』と書かれた説明がありました

 隅田川七福神めぐりや桜の花見など、墨堤の散策は行楽好きの江戸市民に人気がありました。そのランドマークのひとつとされたのが三囲神社の鳥居で、堤下の大鳥居として親しまれていました。土手の下にあったにもかかわらず、対岸からでも鳥居の貫より上が見られるほどの大きなもので、桜の咲く頃に花に囲まれて見える様は大変風情があり、歌舞伎の背景や多くの浮世絵などの題材として描かれています。現在のものは文久二年(一八六二)の建立です
(中略)
 竹屋の渡しの名は、山谷堀側の船宿「竹屋」に由来します。墨堤側には「都島」という掛茶屋があり、舟を出してもらうために「たけやー」と呼びかける女将の美声が参拝客の評判であったとも伝えられています

と書かれています。昔は今より堤防がかなり低く、反対岸からも鳥居が見えたようです(やっぱり桜の季節に来て見たくなりました)。『浦賀の渡し』ではないですが、初春や桜の季節だけでも渡し船を復活して欲しくなりました。もちろん「たけやー」の美声付きです♪

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いざ「三囲神社」にお詣り、と思ったら、隅田川側の鳥居からは入れないようです。もしかしたら神社自体に入れないのかも、とも思いましたが、ぐるっと廻ってみることにしました

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反時計回りに迂回していくと、「三囲神社」と書かれた石柱と鳥居がありました。鳥居の下には『下乗』と書かれた札が立っています。こちら側からは入れるようです

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で書いていますが、「銀座三越」の屋上(9F銀座テラス)にある「三囲神社」の説明に『御神体は向島言問橋付近の本社に安置されている』とあり、ずっと気になっていた「三囲神社」にとうとうお詣りさせていただきました

狛犬の向こう側には狐様が向かい合っています(前にも見かけましたが、狛犬と狐様の両方がある神社がどういう場所なのか未だ良くわかっていません)

石造りの立派な御由緒は昭和17年のもので、文章があまりにも難解で私には判読困難でした

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本殿右側奥に廻ると、たくさんの鳥居と二つのお稲荷様がありました。こちらにもお詣りさせていただきました

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お稲荷様の手前に置かれていた『老翁老嫗の石像』。説明には

  元禄の頃、この三囲稲荷にある白狐洞を守る老夫婦がいました。願い事がある人は老婆に頼み、老婆は田んぼに向かって狐を呼びます。すると、どこからともなく狐が現れて願い事を聞き、またいずれかへ姿を消してしまうのです。不思議なことに、他の人が呼んでも決して現れることがなかったそうです。
 俳人其角は、そのありさまを「早稲酒や狐呼び出す姥が許」と詠んでいます

と『まんが日本昔ばなし』のような情景が書かれています。優しい老婆の顔と神秘的な狐様が目に浮かびました

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奥には『三角石鳥居』も置かれています。『三井邸より移されたもので、原形は京都太秦・木島神社にある』そうです

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本殿左側にある、こちらの御堂に『大國神 恵比寿神』が祀られています。扉は閉まっていましたので、外からお詣りさせていただきました

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ぐるっと1周してくると『三囲のコンコンさん』と書かれた説明を発見。『目尻のさがった温和な表情をここいら辺の職人言葉で「みめぐりのコンコンさんみてぇだ」と言ったそうである』と書かれています。確かに他の神社の狐様と違い、温和で優しい感じの表情をされています

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「あれ?三越のライオン像?!」と思ったのですが、やっぱりそうでした。『三囲のライオン像』と書かれた説明には

  三越の旧池袋店から移した 三越のシンボルであるライオン像は大正3年 当時の三越呉服店を率いた日比翁助がライオンを大いに好み 三越本店に一対のライオン像を据えたのにはじまる(中略)ライオン像の原形はロンドン・トラファルガー広場の有名なネルソン像をかこむライオンである

と書かれています。三越池袋店の閉店時に移設されたと思われます。有名なライオン像の原形はロンドンだったとは初めて知りました

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ライオン像の向かい側にあるのが『宝井其角「ゆふたちや」の句碑(雨乞の碑)』。次の写真にある「三囲神社」の説明に

 日照りが続いていた元禄6(1693)年、俳人宝井其角能因法師小野小町の故事に倣い、「ゆたか」を頭字に詠みこんだ「ゆふだちや 田を見めぐりの 神ならば」の句を献じたところ、翌日には雨が降り評判になったという話が伝わっている

と書かれていました。三囲神社の雨乞い伝承です(それにしてもすごい言葉の力)

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お詣りを終えて、入口の右側に行くと『三囲神社』と書かれた写真付きの説明を発見しました(鳥居を真正面から撮った写真には写っているのですが、なぜか最初には気がついていません・・・汗;).説明には

弘法大師が祀ったという田中稲荷が始まりとされる。当時は、現在地より北の田んぼの中にあった。文和年間(1352~56)に近江の三井寺の僧である源慶が社を改築した折、土中から白狐にまたがる老翁の像を発見。その像の周りをどこからともなく現れた白狐が三度回って消えたという縁起から「三囲」の名がつけられた
 三井家は江戸進出時に、その名にあやかって守護神とし、平成21(2009)年に旧三越池袋店からシンボルだった青銅製のライオン像が境内に移設された

と「銀座三越」よりも詳しい説明がかかれていました。予想以上に三越と関係の深い神社でした

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入口の左側には『鬼平情景』と書かれた案内も発見。「三囲神社」は『鬼平犯科帳にも数回登場する』そうです

他にもあるのかと思い検索してみたら、墨田区のホームページに「鬼平犯科帳ゆかりの高札を整備しました 墨田区公式ウェブサイト」という記事を発見しました。なんとゆかりの地を回るウォーキングコースとバスマップも掲載されていました

念願の「三囲神社」へのお詣りも終わり、これから「言問橋」へ向かいますが、記事も長くなってしまったので、一旦終わります

次の記事「台東区橋めぐり[上流]+ご利益少々6(言問橋~)」に続きます(明日には投稿できると思います)

引き続き、よろしくお願いします

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