Bataさんぽ+

路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

台東区橋めぐり[上流]+ご利益少々6(言問橋~東武鉄道 鉄橋[下通過])

からの続きです。この記事も、今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」にエントリーです

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三囲神社」を後にして『隅田川』に戻ってきました

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隅田公園 散策解説板4 開園当初の隅田公園』を見つけました。昔の隅田公園の写真とともに

本所側は、水戸徳川家小梅邸の敷地を活用した庭園と墨堤の桜並木を活用した遊歩道の整備を行いました。
近代都市計画の手法により江戸の堤、河川沿いの桜並木の復活という点では、日本の伝統的なランドスケープ(風景)と西洋の近代的都市計画技術の合体が見事に成功して有意義な事業でした。また公園のデザインはシンプルかつ上品で控えめなものであり、デザイン思想の点で今日学ぶべきところが多くあります

と書かれています。『隅田公園のデザインはシンプルかつ上品で控えめ』、いいですね。やっぱり桜の季節に来てみたいです

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言問橋」が見えてきました

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今日はそのまま渡り始めず、まずは橋の下へ(;^^)ヘ..

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言問橋」を下から見ると、車も通る橋だけあって、鉄骨でがっしりした造りになっています

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下を通り抜けた後も1枚撮影してみました

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橋を渡るため、すぐ近くの階段を上がり、橋へ上る階段を探します

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横断歩道の近くには『隅田公園 散策解説板3 隅田公園の開園 日本初のリバーサイドパーク』と書かれた説明があり、

 1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災の直後、時の内務大臣後藤新平の指揮の下で作られた「帝都復興院(復興局)」によって、公園・街路を含む東京の抜本的な都市改造が計画されました。
 その中に計画された隅田公園は、規模を縮小しながらも言問橋の架橋や東武鉄道の浅草乗り入れ等の事業とあわせて一大開発として整備されました。日本初のリバーサイドパークとして市民にウォーターフロントを開放するという、東京にとっても日本の公園史上でも画期的な公園として実現されました。
 1931年(昭和6年)の開園には、昭和天皇の記念来訪や、大勢の市民がお弁当を持って詰めかけるといったお祭り騒ぎだったと伝えられています

と書かれています。へぇ~、思わず感嘆してしまいました。『隅田公園』はすごい場所だったんですね(ここまで来ると史跡です)

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探してみましたが、橋を渡るためには横断歩道(押しボタン式)で通りを渡り、その先にある階段を使わないといけないようです(Googleマップで四角にまわるルートが出てきた理由がようやくわかりました)

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階段の横には橋の反対側に抜けるトンネルのような通路がありました(ちょっと先まで行ってしまいました^^; 単なるトンネル好きです)

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階段を上がり「言問橋」を渡り始めました。アーチなどもなく、すっきりとした造りです。遠くまで平坦な道がただ続いているように見えます

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東武鉄道の鉄橋の方を向いて1枚。鉄橋に隠れて「吾妻橋」は見えません

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「桜橋」の方も撮ってみました。向かい合っている円錐状のオブジェは遠くからもはっきりと見えます(遠くからでも気になるオブジェです)

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橋の上には『さくら』と書かれたタイルがありました。やっぱり桜の名所なんですね

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橋を渡り終わり、「吾妻橋」の方へ『隅田公園』を進むところなのですが、時刻は13時20分、もう限界までお腹が空いてきたので、この辺でランチにすることにしました(大体のお店は14時ぐらいでランチ終わってしまいますし・・・)

“これから50分、わたしの目、わたしの体はコースを離れ、このランチの時間に入っていくのです”(ウルトラQ 石坂浩二さん風にしてみました)ということで、ウォーキング記事の途中ですが、一旦閑歩(ぶらぶら歩き)モードに突入します

【閑歩開始】
今日行ってみようと思っていたのは、

こちらの「みんなのごはん」で紹介されていた「カルボ」さん、早速現在地からGoogleマップで検索してみると

1Km 片道13分とかなり遠い・・・。でも頑張って歩きます

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Googleマップのルートに従って歩くと、途中こんな看板を発見。そういえば浅草にあるとTV(隅田川花火大会)で言っていたような気がします

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お腹も減っていたので、ひたすら歩いて、約12分ほどで「カルボ」さんに到着

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券売機は外にあります。『お一人様スパゲッティ1品ご注文お願いします』と書かれています。少し迷いましたが、

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店の名前になっている『カルボ』中盛りに『塩ロースセット』(味玉と焼きマヨがついてバラバラに買うより50円安い)を注文

テーブル席3つとカウンターという小さな店内でしたが、13時30分すぎにもかかわらず、ほぼ満席(人気店です)

焼きカルボナーラも珍しいですが、上にかかっているマヨネーズがマヨラーにはたまりません。塩ロースも分厚くて食べ応えがありました(フォークからなかなか抜けないのでお箸で食べればよかったかもしれません)

かなり高カロリーなものをお腹いっぱいに食べて、エネルギーチャージ完了

言問橋西交差点」に戻ります。帰りは『言問通り』を歩きました

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浅草寺病院」、門が立派なので思わず写真に撮ってしまいました

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東京消防庁マスコットキャラの『キュータ』くん(胸には119)が避難場所『隅田公園一帯』を指し示しています

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言問橋西交差点」に戻ってきてみると、道の反対側に石碑のようなものが見えたので、行ってみることにしました(エネルギー充填120%なので、寄り道もOK)

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お花に、たくさんの水が置かれた石碑は『戦災によりなくられた方々の碑』でした

隅田公園のこの一帯は、昭和二十年三月十日の東京大空襲等により亡くなられた数多くの方々を仮埋葬した場所である。
(中略)
 戦後四十年、この不幸な出来事や忌まわしい記憶も、年毎に薄れ、平和な繁栄のもとに忘れ去られようとしている。
 いま、本区は、数少ない資料をたどり、区民からの貴重な情報に基づく戦災死者名簿を調製するとともに、この地に碑を建立した

思わず、手を合わせてご冥福をお祈りしてしまいました。今日(歩いた日)は8/15は終戦記念日、次第に薄れていく戦争の悲惨さを忘れてはいけないと改めて思いました

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横に置かれていたのは『言問橋の縁石』、『1945年3月10日の東京大空襲のとき猛火に見舞われ、大勢の人が犠牲になった、痛ましい出来事を記念石として保存している』とのことです(これより大きな欄干と縁石を「江戸東京博物館」の入口で見ました→記事「閑歩:江戸東京博物館へ 」)

と、いろいろと考えさせられながら「隅田公園」の入口まで戻ってきました(食事時間も含めて約50分間の寄り道)

【閑歩休題】

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隅田公園」の中を進んでいきます。この辺りには遊具が置かれたスペースがありました。なぜでしょうか、この滑り台が気になってしまいました(子供の頃、遊んだ滑り台と似ているせいかもしれません)

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公園内を歩いて行こうと思っていたんですが、やっぱり川沿いに出てきてしまいました(この結果、GTS環境アート作品を見るという目的をすっかり忘れてしまうのですが、そのことに気がついたのは、かなり後になってからでした→アフターフォローします)

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東武鉄道の鉄橋が見えてきました。電車が通るところだったので思わずシャッター^^;

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東武鉄道の鉄橋も下から撮ってみました。今朝この上を通って「東向島駅」に向かったんです。一見すると似ていますが、「言問橋」とは少し違った鉄骨の組み方になっています

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鉄橋を通過するとアサヒビール本社ビルがはっきり見えてきました。金色のオブジェの名前を検索してみたら

を発見しました。『聖火台の炎』で、『金色の炎は「新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える心」を表わしている』そうです。今までずっとビールの泡だと思っていました。ごめんなさい<(_ _)>

あともう少しでゴールなのですが、ランチでの閑歩もあり、少し記事が長くなってしまったので一旦終わります

次の記事

で一連のウォーキングも完結(でも本当は完結せず実はもう少し続きます)

もうしばらくお付き合いください

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