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路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

川崎大師周辺散策2(川崎大師[八角五重塔]~大師公園)

からの続きです

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八角五重塔』まで戻ってくると、拝観できるようになっていました。塔の前にあった説明によると

八角五重塔(中興塔)
 弘法大師千五百年御遠忌と当山吉例十年目毎の大開帳奉修を記念して現貫首により発願され、十万有縁檀信徒の信助によって、昭和五十九年に落慶されました

と書かれており、比較的新しいようです。入口で頂いたパンフレット『八角五重塔(中興塔)』には

当山の五重塔は、境内の諸堂宇との調和を考慮し、さらに真言の洋式にかなうように華麗にして格調ある「八角」としたものであります
八角は最も円に近い建造物の形といわれ「包容力」「完全性」が象徴とされています

と書かれています。「八角形」=「包容力」「完全性」の象徴、確かカバラでも8は完全数だったはず。8という数字には特殊な魅力がありますね

残念ながら、内部の写真撮影は禁止とのことでしたので、頂いたパンフレットから内部の構造図を拝借して紹介させていただきます

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中に入ると『まず上に行って下さい』と言われるので、狭い階段を上がって二層へ。上の図の仏像、曼荼羅を時計回りに拝観します

戻ってきたら、『次は地階へ』と言われるので、地下に行くと『慰霊堂』があり『釈迦如来尊像』が安置されています(かなり大きいので、建立時に安置されたのではないかと思われます(推測))

最後に初層を時計回りに拝観させていただきました

内部の階段は本当に狭く、反対方向から来る方と行き違うのは難しかったので注意が必要でした

短い時間でしたが、素敵な『八角五重塔』の内部を拝観することができ、わざわざ来たかいがありました(満足(^-^))

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(記憶に間違いがなければ)『八角五重塔』の前にあった(はずの)『力石』。『一番大きいものは百貫(375キログラム)あり、これを立てられると一人前とみなされた』と書かれています。え~~、私は一生一人前になれそうない・・・

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『信徒会館』近くにあったのは『江戸消防記念碑』、『江戸町奉行 大岡越前守忠相が設けた町火消しの起元を永久に伝えるため、明治二十一年 石工 酒井八右門が起工した』もののようです。最後の『いろは歌は弘法大師の御歌なので当山へ建立した』がわからなかったのでインターネット検索したら、

というページを見つけました。へぇ~、意外なところで弘法大師様を身近に感じてしまいました

境内最後は『遍路大師尊像』へ(写真撮り忘れたので、前回のブログ見て下さい)

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お詣りした後、近くにあった授与所で、

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わらじの形をした『足腰お守り』を授与していただきました(最近ウォーキングで歩いている私にはうってつけのお守りです)。御礼に納める場合は『遍路大師尊像』の前にお供えする方も多いそうです(今、ブログのデフォルトアイキャッチはこのお守りになっています)

ここで『これから大師公園に行きます』と話したら、『瀋秀園には是非行って下さい』とオススメされました。『石は中国から運んで造られており、秋には園内でコンサートなどもある』そうです(調べたら、コンサートは昨年(平成27年)は10月31日に開催されていました)

御礼を言ってから、授与所を離れました。まだまだ見ていない場所があるかもしれない「川崎大師」様ですが、今日はここまで、先に進むことにします

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『大山門』を通って、右に曲がり「大師公園」へ向かいます

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せっかくなので、外からも『八角五重塔』を撮ってみました。凜々しいですね

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少し歩くと『不動門』がありました。説明には『戦災によって失われた旧大山門の跡地に昭和二十三年 有縁の地から移築された』と書かれており、『大山門が復興するまで約三十年間』、山門だったそうです。ということは再度移設されてここに運ばれたのでしょうか? それにしても『有縁の地』がどこか気になります(山門持ってくるなんてすごいですよね)

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すぐに「大師公園」に着きました。ガイドブックに従って、時計回りに公園の外周を歩きます

反時計回りにウォーキングやジョギングしている人とすれ違います。結構たくさんいます。広さ的にもちょうどいい運動できる場所のようです

 

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公園の中心部の方を写真に撮ってみました。かなり広い公園のようで、遊具なども充実しています。遊んでいる親子連れが多いです

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広場に吹き出る噴水の廻りでは、子供たちが水遊びの真っ最中(笑)。とっても楽しそうでした

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噴水の前辺りには2本の柱?があります。ゲートのように見えますが、何かのオブジェかも・・・

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公園の外周を歩くのつまらなそうだったので、公園内の一番外側を歩いて行くことにしました。ここでも川のような場所に水が流れています

横浜だと今夏の節水で『水が流れていない』『水を抜いている』場所がほとんどのような気がしますが、ここは水がふんだんに使われています。羨ましいなぁ

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このあたりには少し大きめの遊具が設置されています。広くて気持ち良さそう

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公園の端についたので、右に曲がり、少し進むと、そこにも遊具がたくさん置かれたスペースがありました。遊び場がいっぱいで、なんていい公園なんだろう

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外周に出て少し進んで行くと黄色の屋根が見えてきました。ここが『瀋秀園』のようです。予想よりかなり大きい(*゚Д゚) 説明によると

 この庭園は中国の瀋陽市から友好都市提携五周年を記念して寄贈されたもので悠久な歴史と伝統にはぐくまれた中国庭園技術の奥義をきわめた瀋陽市のすばらしい庭園という意味で「瀋秀園」と名付けられました
庭園面積は約四三〇〇平方メートルで、太湖石を主景とした閉鎖的な空間と・・・(中略)
 この庭園には中国でも大変貴重な石とされております太湖石をはじめ、瑠璃瓦や木組、獅子像につきましては、瀋陽市から贈られたものです
 滝部分などの石組や、建築物の色彩絵柄などについては瀋陽市の庭園技術指導団のご指導と、ご協力により完成したものです

と書かれています。さきほど聞いた話の通り、中国瀋陽市から寄贈された石で造られているようです

たくさん写真は撮りましたが、全部は紹介できないので、何枚か写真を選んでみました。雰囲気だけでも感じていただければ幸いです

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ゆったりとした風景の中でぼんやりと優しい時間を過ごすには最適な場所。これで入園料なし(無料)というのは驚きます

ここでも水が豊富に流れているし、川崎市って、めっちゃお金持ち?

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『瀋秀園』を出て、時計回りに「大師公園」の外周を歩いて行きます。横は野球場のようで、試合中なのか歓声などが聞こえます(笑)

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見たことがないマンホールを発見! 思わずシャッター(そろそろ「下を向いて歩こう」のまとめもしないと見たことがあるかないか判別難しくなってきた(笑))

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角を曲がり、少し歩いたところで『1,000m』の立て札を発見! 他にもあるのかな?(見つけていません)。Googleマップで外周を確認したら約1.2Kmだったので、やはり外周をウォーキングやジョギングする人の距離標のような気がします(憶測)

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野球場、立派なナイター設備もあるようです。やっぱすごいぞ「大師公園」!(なぜかテンション上がり気味)

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さらに歩いて行くと『災害時応急給水拠点』と書かれた説明を見つけました。災害時に飲み水を供給できる施設のようです。清潔な水を提供するため、貯水ではなく水を流し続けているのかも?!(これまた憶測)

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大師公園」の南西の角に石の並べられた休憩スポットを発見。ここを右に曲がると「川崎大師」様に戻ってしまうので、ガイドブックに従って直進します

素敵なスポット「大師公園」も終わり、コースも約半分廻ったところですが、記事も長くなってしまったため、一旦終わります

次の記事

に続きます(次で完結)

せっかくなので本記事も 今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」にエントリーさせていただきます

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