Bataさんぽ+

路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

武蔵小金井 野川と湧水めぐり5(小金井神社~はけの森美術館)

からの続きです

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「天神橋」から北へ一直線、歩いて行くと神社らしき場所が見えてきました(でも、こっちは駐車場の入口でした^^;)

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さきほどの写真の角を右に曲がると、遠くに鳥居が見える入口がありました。こちら側が参道になるようです

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まずは拝殿にお詣りさせていただきました。御由緒には

 主祭神名 菅原道真
 創立は元久二年(一二〇五)武蔵国開拓の当時、里人が菅原道真公の鴻徳を敬慕し、社殿を造り神霊を奉祀、天満宮と称したと伝えられる
 (中略)
 明治維新に天満天神と改称、更に明治三年十二月(一八七〇)小金井の里の総鎮守として小金井神社と改称する
 氏子区域は、前原町、中町、東町、緑町、桜町、本町の広範囲に及ぶ。
 近年は学問の神さまとして篤く崇敬されている

と書かれています。創立はかなり昔のようです。関係ないですが、一文字の町名が多いなぁと変なところに感心してしまいました(笑)

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拝殿の左奥に進んでみると、人声がします。立派な弓道場がありました(吃驚)

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境内にあった、もう1つのお社は「大鷲神社」でした。こちらにもお詣りさせていただきました

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天神様と言えば牛。こちらは撫でてよいとは書かれていませんでした(久里浜天神社の『願掛け撫で牛』は記事「久里浜散策4(くりはま花の国[ゴジラのすべり台]~京急久里浜駅)」をごらんください)

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『力石』も置かれていました。近くにあった説明には『もともとは占いのために使われていたものが、祭りでの力試しや鍛錬のために使われるようになった』と書かれており、重さが250キロ近くあるそうです。どういう占いだったのか、少し気になります

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「小金井神社」を出て、「天神橋」まで戻ろうと思ったんですが、「天神橋バス停」のところから、『野川』沿いに戻れそうだったので、少しショートカットしています

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川原に降りていく道(写真上段)を発見したのですが、鬱葱と茂っており、先で上に戻れるかわからなかったので、舗装した道(写真下段)を進むことにしました

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柵の向こう側は完全に野原です^^;

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少し歩くと、住宅地で広い道に出ました

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道端にあった不思議なモノ? 100mと書かれています。何のために置かれてるのかわかりませんでした(いつかわかる日が来る、その時のための記録です)

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文字はところどころ読めなかったのですが『はけの森』と書かれており、四角と丸の場所には『ここからのぞいて見てください』と書かれていましたが、木が茂っており、近づけませんでした(正確には近づいて覗いてみる気がおきませんでした)

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「中前橋」に到着、次の「はけの小径」はもう少し先のようです

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マップで「そろそろ、この辺りかな?」という場所で左に入る狭い道と説明を見つけました。タイトルはかすれていて読めませんでしたが、内容は

野川の左岸に続く国分寺崖線は“はけ”とも呼ばれ、古多摩川の浸食によってできた武蔵野段丘と、そこから一段低い立川段丘との間の高さ15~20mの崖です。はけには豊かな樹林が残されており、はけの下からはあちこちで湧水が湧き出しています。野川はこれらの湧水を集めて流れる川です

とあり、新事実(国分寺崖線=はけ)と書かれています

「滄浪泉園」での説明と少し違います。何が正しいのか? 「はけ - Wikipedia」によると、こちら側の説明に軍配があがりました。Wikipediaには『はけの道(東京都小金井市) - この「はけ」は国分寺崖線のことで、崖線下を縫って伸びる道。』と追記されていました(marcoさん、大正解です)

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本当に狭い道を進んでいくと「車止」があり、一旦道が終わっています(ちなみに柱の裏側には『昭和58年度自治宝くじ助成施設』と書かれていましたので、宝くじで整備された道のようです)

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少し右に移動して掲示板があったところから、さらに先に進めるようです

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さらに進んで行くと、水が流れていました(湧水を利用した遊歩道なのに、水がある場所と水がない場所があるのはなぜだろう?)

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道の上に覆いかぶさるように生えている木の下をくぐって、先に進むと、『はけの小径』と書かれた石碑がありました。横にあったのは説明でなく、『はけの小径』利用の注意書きなので割愛します

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「はけの小径」を出て、目の前が「美術の森緑地」の入口なのですが、せっかくなので「はけの森美術館」を観ていきます

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8/13~9/18までは『中村研一とその時代』『笠間日動美術館のパレットコレクションより』を開催中(タイトルが続いているのか、併設なのかは少し不明です。前者が1F、後者が2Fでした)

それほど大きくない展示室が1Fにあり、さらに小さい部屋が2Fにあるだけの本当に小さい美術館でした

でも『笠間日動美術館のパレットコレクションより』は個人的に大変気に入りました。退出時に美術館の方に伺ったら、実際に画家の方が利用されていたパレットを貰い受けており、その際にパレットに絵を描いてくださった画家も何名かいらっしゃるとのこと

笠間日動美術館」のリンクから3作品だけ見れるのでご覧下さい(東郷青児氏のパレットは1つの作品です)。「笠間日動美術館」は茨城県笠間市なので、この機会にという方は是非「はけの森美術館」まで

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パレットが気に入ってしまったので、本当に久しぶりに美術館でパンフレットを購入してしまいました(笑) 展示されていたのは、ごく一部のようなので、いつか「笠間日動美術館」に行ってみたくなりました

美術館の方に「美術の森緑地」の抜け方を教えて貰い、御礼を言ってから外へ

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入口にあった『美術の森緑地』の説明、

ここは、大岡昇平の小説「武蔵野夫人」のモデルになった地として知られる国分寺崖線に位置し、この貴重な自然を残すため、平成2年度東京都市町村樹林地公有化資金の適用を受け保全しています
洋画家中村研一(日本芸術院会員)が後半生を過ごした地で、建築家佐藤秀三の設計による山荘風の旧宅と「花侵庵」と名付けられた茶室があります。緑地内には東京の名湧水57選に選ばれた湧き水もあります。旧宅では、小金井市立はけの森美術館附属の喫茶棟を営業しています

と書かれています。「武蔵野夫人」読んだことないので、どのようにモデルになっているかはわかりません。旧宅にある喫茶棟ですが、営業していないようでした

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門のところに『蚊にご注意ください!』と書かれています(今言われても・・・)

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庭を抜け、泉のような場所の横を通り、竹林に続く、階段へ(結局、どこが湧水だったのか確認できていません)

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階段を上ると、普通の道路に出てきました(美術館の方の説明の通り)

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こちら側の説明の方がシンプルですが、ほぼ同じ内容が書かれていました

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マップのコースに戻るため、出口から左に進み、坂を下りて、美術館の前から続いている道路まで戻ってきました。この道は『はけの道』という名前がついているようです

美術館も楽しんだので、時刻は既に12時半、お腹もかなり空いてきました

残るスポットは「黄金の水」のみで、あと少しなのですが、記事も長くなってきたので、一旦終わります

次の記事

に続きます(次で完結)

※御礼
 いつも読んでくださり、はてなスターやコメントなどありがとうございます
 ものすごく励みになっております。これからもよろしくお願いします

 ブックマークでいただいたコメントへの返信も通常のコメント欄で
 させていただくかもしれません(全部はできないと思うのですが・・・)

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