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路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

静岡散策 駿府城公園をぶらぶら歩き1

※時間的には2つ前の記事「静岡散策 浅間神社にお詣りしてきました」

から続いています

まだ時間がありそうだったので「浅間通り商店街」を出た後、「駿府公園」に向かいます。地図ではこの辺から散策開始です


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こういう石垣を見ると「駿府公園」に来たという感じがします

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石垣の上に白いお城のような建物が建っています(昔はなかったです)。あとでわかりますが「坤櫓」です

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写真を撮っていたらバスがきました。『駿府浪漫バス』、今はこんなバスも走っているようです。横にある『家康公』の文字は少し余計な気もします・・・^^;

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レリーフのはめられた石碑が立っていたのですが、写真に撮ったら真っ黒なので

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補正してみました^^ この辺りの昔の地図が描かれています

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灯籠でしょうか? こんなものも立っていました

 

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少し中堀(もう1つ外にお堀があるので、そちらが外堀、公園内にある池のような場所が内堀)を歩いて行きます。『家康公の散歩道』と書かれた道標が立っていました。昔はこんなのはなかったように記憶しています(「駿府公園」に来るのは本当に久しぶりです)

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かなり整備されていますが、道路とお堀に鋏まれた遊歩道が続いています

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『静岡学問所』跡の碑。説明によると

静岡学問所は、明治維新駿府に移ってきた徳川家(府中藩)により、藩の人材養成を目的として駿府城四ツ足御門にあった元定番屋敷内(現静岡地方合同庁舎付近)に明治元年(1868)「府中学問所」として創設されました。学問所には、翌2年「駿府」が「静岡」に改められたことにより「静岡学問所」となりましたが、明治5年8月学制の施行とともに閉鎖されました

と書かれており、『向学心に燃える者は身分を問わず入学が許された』『明治初期の中等、高等教育の最高水準の学府』だったそうです

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立派な松の木(だと思う)が雄々しく育っています

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これは『静岡城内西尋常小学校 校址碑』、裏にあった説明の真ん中辺りに『昭和二十年(一九四五)六月廿日早朝の大空襲により校舎は全焼し、同年十一月二日遂に廃校となった』と書かれていました

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駿府城二ノ丸御門跡」、昔はここに橋が架かっていたようです。表面を覆っていたビニールのような部分と下地との間に水が入ってしまったのか、凸凹になっていて、はっきり文字が読めません

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『指人形』とタイトルの付いた銅像も置かれています(いろいろと整備が進んでいますが、方向性が見えません^^;)

 

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ほどなくして『二ノ丸橋』に到着。ここから公園内に向かいます

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近くには『二ノ丸堀(中堀)石垣災害復旧工事完了のお知らせ』が立っています。『平成21年8月11日駿河湾で発生した震度6弱地震により崩落していた』そうです。写真でみると以前よりキレイに復旧されているように見えます

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橋の上からお堀を眺めてみました。こういう風景はとっても懐かしい^^

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公園内に入って左側を見ると、なにやら看板が見えるので近づいてみました。この辺りが「二ノ丸御門跡」のようです。先ほどの説明のあった場所から真っ直ぐ進むとここにくるようです

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橋を渡ったところまで戻ってくると、『駿府城公園案内』がありました。時計回りに1周してみようと思い、まずは先ほど見えた「坤櫓」へ

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石垣のようなものが置かれています

地震による『石垣の復旧の際に用いた積み方と、二ノ丸堀石垣に見られる積み方を地震で崩れた石材の中で破損のために再利用できなかった石垣で積み上げたものです』と書かれています

右が『打込み接ぎ』、左が『切込み接ぎ』らしいですが、違いよくわかりませんでした(そもそもどちらが元々の積み方だったのでしょうか?)

『石垣の刻印』も探したのですが、ここでは見つけることができませんでした

 

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「坤櫓」はこちらから見るとこんな感じです。中に入れるようなのですが、この日は休館日でした。翌日来てみるつもりだったのですが、結局時間がなく、また今度となりました

 

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「坤櫓」のところから久しぶりに「富士山」を見ました\(^O^)/(雲が少しかかっていますが、山頂まで見たのは本当に久しぶり)

 

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公園を廻っていくと『駿府城天守台発掘調査現場 見学ゾーン&発掘情報館きゃっしる 入口』と工事現場の壁に書かれています

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説明には『今回の発掘調査は、天守台の整備方針決定に向けて、天守台石垣の残存状況や大きさなどの正確なデータを得るために4年間にわたって実施します』と書かれています

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年度別にかなり広い範囲の調査を行う計画のようです

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生の発掘調査を見るのは初めて(興味津々です)。たくさんの方が発掘調査をしています。あとで教えて情報館の方から教えてもらったのですが、まだ2ヵ月しか建っていないそうです(7月8月の暑い中、皆さん発掘作業を頑張っていたとのこと)

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発掘された石垣の石

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これらが先ほどの説明にあった『石垣の刻印』なのではないかと思います。くっきり刻まれています

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奥の方では大型建設重機が作業をしています

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発掘現場横にあるプレハブの建物が『発掘情報館 きゃっしる』、発掘されたものが展示されています

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ぼろぼろですが『鯱』です。これは天守台で見つかったものではないようです。天守台の鯱の発掘が期待されているようです

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これは「坤櫓」発掘時に見つかった建物の柱のようです

立派な展示室ではなく、発掘現場に直結した場所で見る展示は興味深いです

遠方などで見学に行くことができない方などのためにホームページ「駿府城跡天守台発掘調査 発掘情報館 きゃっしる[別館] | 静岡市の文化財」が開設されています。定期的にチェックして、また帰省の際に発掘現場の見学に行ってみたいと思います

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情報館で売っていた『「駿府城」まるわかり』、欲しくなったので購入してしまいました^^

ようやく「駿府城公園」を半周したぐらいですが、少し記事も長くなってしまったので、一旦終わります

次の記事

に続きます

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