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路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

旧東海道を歩く33(小田原[長屋門~酒匂川])

本日もブログ訪問ありがとうございます!

記事としては旧東海道を「小田原宿」を目指して歩いています

前の記事「旧東海道を歩く32(小田原[国府津駅前~白山神社])」

から続いています

 

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白山神社」のお詣りを終えて、街道に戻り、先へ進んでいます

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ウォークマップの位置で探してみると、道端に『道祖神』を見つけました。マグカップでお水がお供えされています

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通りの反対側に大きな立派な門が見えてきました。ウォークマップによると、これが「長屋門(川辺本陣跡)」のようですが、近づいてみて付近を確認しましたが、それらしき史跡説明を発見することができませんでした(小田原宿はまだ先なので、これも宿場間にあった本陣なのでしょうか? 謎です)

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長屋門」のちょうど向かい側にあるのが「酒匂不動尊

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扉には『ようこそおまいりくださいました』の文字の横には真言らしき言葉も書かれていました

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門のところに乗っている招き猫が気になります(かなり古びてきています。左手なので人を招いているのかな?)

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門の反対側には石仏が乗っています(このアンバランスさがとても素敵)

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旧東海道を先へ進んでいきます。ウォークマップで「道祖神」と書かれていたので、これも道祖神のようです

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少し歩いて「酒匂中学校」に入るところで、説明板を見つけました

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近づいてみると『交通の要衝として栄えた酒匂遺跡群』と題があり、『現在地から約150m北東に位置する酒匂北中宿遺跡第VI地点(ゆりかご圏内)の発掘調査では、奈良・平安時代掘立柱建物跡群が整然と構築されている状況が見つかり、古東海道ルートを考える上で重要な発見となりました』と書かれています

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さらに少し進むとここにも「道祖神」が置かれています(かなりたくさんの道祖神が残っている地域です)

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ここで街道の右に入ると「酒匂神社」があるようなので、お詣りしていくことにします

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細い道をずっと進んでいくと鳥居が見えました。鳥居が小さく見えるくらい木が茂っています(かなり古くからある神社のようです)

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まず本殿でお詣りさせていただきました。由来によると『酒匂神社の原神は、大和朝末期(六五〇頃)大和朝から派遣された統治者が守護神として「八幡社」を祀ったのが最初であり、この頃、高麗民族が渡来して、先進文化、特に機織りを広め「機織社(七夕社)」等も祀られていた』と始まっているので、かなり古い由緒ある神社のようです

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本殿の近くには別のお社がありました(ちょっと物置の中に大事にしまわれているような雰囲気)

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このお社の入口にある、まん丸い形の狛犬様が印象的でした

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ここにも『酒匂神社周辺に広がる弥生時代の環濠集落』と書かれた説明があり、最後に『酒匂神社の南東には環濠で周りを囲まれた集落が弥生時代に栄えていただことがわかりました』と書かれていました。この辺りはかなり昔から人が住み、栄えていた場所のようです

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『慰霊塔』の近くには昔の砲弾らしきものも置かれていました(二度と戦争にならないように祈っています)

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旧東海道に戻る途中に見つけたゴミ置き場の貼り紙。『一に分別 二にも分別』という言葉に自治会長の怒りと決意のようなものを感じてしまいました^^;

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旧東海道に戻り、街道の右側を歩いて行きます

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お寺なのに注連縄が飾られているという「法船寺」に寄ってみることにします

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門のところに注連縄があるだけではなく、

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本堂の前にも注連縄がかかっています(なぜなのでしょうか? 疑問は残ったままです)

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境内には『日蓮聖人御開眼 御手引地蔵尊天』があり、こちらもお詣りさせていただきました

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同じく境内にある『常守稲荷』もお詣りしました

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日蓮さまの心 合掌で光を』と書かれた、合掌しているような岩も置かれています

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先へ進んで「連歌橋交差点」を通過。おそらく二つ目の橋(下の写真)が「連歌橋」ではないかと思っています(橋名を見つけることができませんでした)。川沿いには遊歩道もあり、落ち葉が敷き詰められていて、ちょっと歩いてみたい場所でした(今日は先を急いでいます)

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地上に出ている焼き肉屋の排煙システム。地面が妙に黒くなっています

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この先が「酒匂川」なのですが、ここで右に曲がり

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川沿いを少し進んだところに「酒匂川の渡し」の碑があります

 酒匂川の渡しは、東海道五十三次道中の難所の一つで、古くは船で渡しが行われていましたが、延宝二年(一六六九)船渡しが禁止されて徒渉(かちわたり)制が施行され、冬の時期を冬川と言い仮橋を架けて往来したが、夏の時期は夏川と称し橋を架けないので必ず手引・肩車・輦台(れんだい)など有料で川越人足の力を借りて渡らなければならなかった。この制度は明治四年(一八七一)に廃止された

と書かれており、冬と夏で渡り方が違ったようです。やっぱり昔は大きな川は難所だったのですね

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ここで木の下から見えたのは、きっと富士山です(久しぶりに見ました)

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道を戻り、「酒匂橋」を渡ります

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欄干にあるのは『小田原城』でしょうか?

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橋の上からもやっぱり富士山を見てしまいます

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反対側を見てみると、海もかなり近いようです。海側に見えるのは「西湘バイパス」だと思います

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川沿いにはかなり広い緑地もあります(整備されています。何かのコース?)

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少し橋の中央部に行って、川の景色を楽しみます(水量が多いです)

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この辺りにあった欄干の飾りは梅のようです

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鶴か鷺らしき鳥もみかけました(いまいち鳥類には詳しくないです)

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橋の終わりにあった欄干の飾りは、やっぱり富士山なのかな?

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川の小田原よりも、かなり広い緑地が広がっていました

旧東海道の難所「酒匂川」を渡ったところですが、記事も長くなってきたので一旦終わります

次の記事

に続きます

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