旅行:金沢・高山に行ってきました3(ひがし茶屋街)
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11月に行った金沢・高山旅行の記事を続けています
前の記事「旅行:金沢・高山に行ってきました2(兼六園)」
からの続きです
バスは「兼六園」を後にして、初日最後の観光スポット「ひがし茶屋街」へ20分ほどで到着!
バスガイドさんの案内で「ひがし茶屋街」の中心部までやってきました。16時近くなっており、かなり暗くなってきています(写真によっては明るいですが、この写真の明るさぐらいだったと記憶しています)。それにしても観光客がいっぱいです
『東山ひがし』と書かれた説明には
(途中から)文政三年(一八二〇)になり、正式に加賀藩の許しを得てこの「ひがし」の茶屋街が犀川外の「にし」と共に開かれ、以来城下随一のにぎわいを見せた。
通りに面して一階を揃いの出格子、座敷を備える背の高い二階を吹放しの縁側とする姿のお茶屋が並ぶ街並みは、藩政末期以来の茶屋待ちの特徴を良く残している
と書かれています
高さの揃った街並みはなぜか落ち着きます
茶屋建築を見ておきたくて「志摩」にやってきました
文政三年(一八二〇)茶屋町創設当初に建てられた茶屋建築である。「茶屋建築」は二階を客間(座敷)とするため、二階部分を高くつくり、通りに面して高欄と張り出しの縁側を設けているのが特徴である
と書かれています(最初の方のみ)
撮影可ということだったので、何枚も撮影してみたのですが、室内が薄暗く、うまく撮れている写真は少なかったです(かなり残念)
二階にあがったところにあった太鼓です。お座敷に来たという感じがします
二階から中庭を眺めてみました。紅葉が綺麗です。小さいながらも和む風景がそこにありました(今のような照明がない時代、どんな形に見えたのでしょうか)
琴に琵琶、雰囲気があります
「石室」、『食物などを保存するための石組み造りの貯蔵庫で内部には井戸が掘られている』そうです
横にあった「台所」の説明には『お茶室はあくまでも遊芸を楽しむ所で料理は仕出し屋等から取り寄せられていた』と書かれていました
(もっとたくさん写真撮ったのですが、見れる写真はこの程度でした<(_ _)>)
「志摩」を出て、茶屋街の景観を楽しみながら、奥へ進みます
『金箔』と大きく書かれた看板が目に入ったので「箔座ひかり蔵」へ入ってみました
『黄金の蔵』(実際はもっと金色です)、説明には
百数十年前に建てられた土蔵を、左官と金箔、確かな伝統の技をもってこれまでにない存在として蘇らせました。
外壁は最上級の漆喰の壁に塗り直し、箔座が開発した純金とプラチナの合金箔「純金プラチナ箔 永遠色」を一枚ずつていねいに置いて仕上げています。内壁は、本来の壁の土に沖縄の泥藍を合わせ、網目模様の表情を持たせた壁に24Kの純金箔で日昇をイメージしたグラデーションをつくり出しました。
2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」オープニングの題字と背景の壁を手掛け、国内のみならず海外にも活動の場を広げている左官士・挟土秀平氏による新しい試みです
と書かれていました。見ていると圧倒されます(正直な気持ちを言えば、蔵に貼るなら私にください^^)
着物姿の方もいます。歩き方から見て普通の人(観光客)じゃないかと感じました。どこかで着物レンタルとかあるのでしょうか?
この後、正面にある「不室屋」さんで『宝の麩』を購入したのですが、店の写真など撮影をすっかり忘れました^^; (ホームページはこちらです↓)
「不室屋」を出て、右(最初に歩いてきた方向からすると左)へ
突き当たりにある「菅原神社」にお詣り。説明に『はじめて妓楼を置くことが公許された時に観音町西源寺の後に菅原道真を祀り、芸妓たちの鎮守の神として崇められた。その現在の位置に移転』と書かれています。でも天神様ではないのですね(謎)
すぐ近くにある「宇多須神社」にもお詣りさせていただきました。『慶長四年【一五九九年】二代藩主前田利長公が金沢城の鬼門の方角の当地に前田利家公をお祀りした元の加賀藩社『卯辰八幡宮』です』と書かれていました。金沢城の霊的な守りの要の神社のようです
非常に珍しい、逆立ちしている狛犬様がいます(近くに来ていた人力車がお客さんに説明しているのを聞いていたのですが、『昔職人達が彫像を作ることを競っていて作り上げた』そうで、何か意味があるわけではないようです^^;
境内に忍者の人形が置かれています。授与所でお守りを買った時に訊いたのですが『金沢に来た留学生が日本文化を大変気に入り、武士や忍者を広めるために設置している』とのことでした。へぇ~(´・∀・`) かなり吃驚しましたが、それを許容している神社側の懐の深さに感服しました
『お社に下にも一人いますよ』と言われたので、覗いてみると確かにいます(お詣りした時は気がつきませんでした)
茶屋街でお買い物だけでなく、是非「宇多須神社」にもお詣りしてみてください
人ごみが苦手なので、バスへの帰り道は路地裏から裏通りへ。ほとんど人が歩いておらず、落ち着いた雰囲気で散策できます(最初から裏通りを歩けば良かった)
「旧涌波家住宅母屋」、『金沢における藩政期の町家建築の旧状を知ることができる極めて貴重な遺構』と書かれています。中を案内してくれそうだったのですが、バスに戻る時間が近づいていたので断念、写真だけ撮影させてもらいました
「浅野川大橋」にたどり着いた時には、かなり暗くなっていました。川沿いを歩きたかったのですが、橋の上から写真を撮るだけで時間となってしまいました
買い物だけするなら60分で十分なのかもしれませんが、施設見学なども含めると90分以上欲しいエリアでした(全然時間が足りませんでした)
ツアーではなく、一人旅で、いつかゆっくりと廻りたい場所です
いろいろなところを1日で廻ったので、バスは宿泊するホテル(金沢駅のすぐ近く)へ
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