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路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

旅行:金沢・高山に行ってきました7(白川郷2)

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金沢・高山旅行のメインである「白川郷」を散策しています

前の記事「旅行:金沢・高山に行ってきました6(白川郷1)」

からの続きです

 

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「和田家」を出て、山沿いの道に向かっています

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あれ? 稲が植えてあるような・・・(*゚Д゚) きれいに曲線を描いているが美しい

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やはり山沿いの道を歩いている人は少なめです(人が少ない方が好き)

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屋根の萱を付け替えている途中の住居を発見! こんな道具を使って屋根に運んでいるようです

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こちらも入口付近に増築しているような感じです(全て茅葺き)

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こういう曲線を描いている道はなぜかワクワクします

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石造りの水路を発見しました
電源ケーブルのようなものを山側につなげるのに使っているようです(元々は何のための水路なのかな?)

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木々の隙間に目的地のお社が見えてきました

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少し古いけど、立派なお社にお詣りさせていただきました(雪対策なのか、高床になっています)

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この時は時間がなかったのですが、帰宅してから写真に撮った内容をじっくり読んでみました。(一部間違っているかもしれませんが、)こんな内容が書かれていました

神を敬うこと 即ち 自然を尊ぶことなり

 天龍宮由来

当合掌部落は急坂な山を背にて往昔より雪崩等の災害に罹り 特に近代昭和二十三年七月二十五日の集中豪雨に依 戦中戦後における山林の乱伐と自然の力を異る人為的洛山施設の脆さ。大きな災害となって民家および附属建物は軒下床上に土石埋没の大きな災害を受け ここに神を鎮めて天龍宮と○○り社殿を建立 自然を崇拝すると共にこの山林一帯を永久の禁伐採と定めた
昭和五十六年七月吉日社殿再建せり

白川郷」=気にしているのは火災というイメージだったのですが、集中豪雨による水害を忘れないために建てられた神社のようです。『神を敬うこと 即ち 自然を尊ぶことなり』は胸に響きます。自然災害と呼ばれるもののいくつかは実は人災なのかもしれません(最後の『柱 火の用心』に火災も気にしていることが表れてます)

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お詣りを終えて道に戻ってくると、前を女性二人が歩いています。こんな場所を歩きたい人はやっぱりいるようです(なんか嬉しい)

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遠くに人がたくさんいる、少し変わった建物があるので行ってみることにしました

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茅葺きの鐘楼門です(確かに珍しい)

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やっぱり下から見上げてしまいました。木造でしっかり作った上に茅葺をつけているようですね

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「明善寺」、「白川郷」にある合掌造り?のお寺でした。普通の住居のようにも見えてしまうので、ちょっと不思議な感じがします

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どうしてもカメラに半分くらいしか収めきらない大きな住居があります。「明善寺庫裡」とあり『当村で一番大きい合掌造りです』と書かれています(時間の関係で中には入りませんでした)

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横に廻って見ました。4階建てなのでしょうか? かなり大きいです

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こちらの住居はトタンで増築しています(いろいろな工夫に生活感があふれています。世界文化遺産でも人が生活している場所なんですよね)

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ここでも松には雪吊りがされています(考えてみると松って構造的に雪に弱いんだな)

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小さな水路に板張りの小さな橋。好きです、こういう場所(写真を撮っている人もそれなりにいました)

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中心部にある休憩所(やっぱり合掌造り)。ここでは『五平餅』は食べませんでした

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暖簾に並んだ、色とりどりの『さるぼぼ』が微笑ましい(思わず写真に撮ってしまいます)

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ふと空が気になったので、見上げてみました

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まだ時間があるようだったので、もう1つの神社「白川八幡神社」へ行ってみることにしました

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二つの鳥居をくぐり、お社にお詣りさせていただいました。社殿前にある覆いは雪対策みたいです(推測です)

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由来を見ると『勧請年代は不詳です。口碑によれば和銅年間の創立と伝えられています』とあり、かなり古い神社です

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境内の石灯籠は雪対策がされていました(今の時期だけなのか、ずっとなのかはわかりません)。豪雪でこういう石造物はきっと倒れてしまうからだと思います(これも推測です)

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紅葉に合掌造り住居。絵になっている感じがしたので撮影してみました

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バスへの帰り道、お店の前にあった人形が可愛いので撮影

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「であい橋」の少し手前にある「秋葉神社」。冬の準備が終わっているのかお社が見えませんでしたが、お詣りさせていただきました

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由来には

(途中から)
 江戸時代、度重なる火災と特に天明三~七年(一七八三~八七)の大飢饉のうえ、悪疫が流行し、萩町村(萩町合掌集落)で二百三十人もの人々がなくなりました。
 この苦境を乗り越えようと相談の結果、小神堂を建立し、火伏せの神を祀り平和を祈りました。
 大正時代に神殿を改修し、秋葉神社と改め現在に至っています

と書かれていました。最近ようやく「秋葉神社」をお祀りしている地域=昔大火災に苦しんだ場所ということがわかってきました

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「であい橋」、行きにも撮ったのですが、川景色を再び撮影(なんか落ち着きます)

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駐車場に戻ってくるとバスがずらりと並んでいます(運転手さんたちは立ち話をしていて、情報交換しているみたいでした)

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もうちょっとだけ時間があったので、河原におりて「であい橋」を撮影してみました。「白川郷」の玄関「であい橋」、素敵な場所にあります

2時間半もあった「白川郷」での滞在時間も終わって見ると、あっという間でした

バスに戻ると今回も最後の一人でした(時間ギリギリでしたが、遅刻はしていません)。バスは次の目的地「高山」に向かいます

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に続きます


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