『東三河いいじゃん!セミナー』で「豊川稲荷東京別院」へ行ってきました1(セミナー編)
本日もブログ訪問ありがとうございます!
(本記事でなんとか目標にしていた継続日数200日達成となります)
鎌倉散策の途中ではありますが、本日は少し別件で記事を作成させていただきます
本記事に関係する『東三河いいじゃん! 豊橋・豊川モニターツアー』の申込期限が明後日1/24とせまっているため、優先させて記事を掲載させていただきました
(鎌倉散策は明日継続致します 申し訳ございません<(_ _)>)
12/23のブログ記事
で紹介させていただきましたが、セミナーに無事当選しましたので、昨日1/21 「豊川稲荷東京別院」へ行ってまいりました
証拠の当選ハガキ^^(さすがに即行応募したので『受付番号1』です^^;)
「赤坂見附駅」が近いとのことで、今回も新橋乗換で銀座線に乗っています
記事「閑歩:隅田川七福神めぐり、その前に」でもちょっと触れましたが、銀座線の車両間のドアです。近くでみたら、パンダとか雷門とかメトロのマークとかいろいろ書かれていました(*゚Д゚) 意外なところまで凝ってます(正面から撮影すると向こう側の車両の明るさでマークが見えなくなってしまうので、車両間の蛇腹の部分を利用して撮影してます)
やってきました「赤坂見附駅」
探したのですが、行き先案内板が見つからず、とりあえず改札に向かいます
東京メトロはローソンなんだと改めて知りました(調べてみたら『LAWSON METRO'S』という名称がありました)
改札で駅員さんに『豊川稲荷別院に行きたいのですが』と質問すると『別院ですか?(と聞き慣れない様子) 豊川稲荷ならB出口から出てください』と教えていただきました
この後駅にあった地図を見たのですが『豊川稲荷』とだけ書かれていました(東京だと「豊川稲荷」だけがポピュラーなのかもしれません)
少し歩きましたが、ようやく『B元赤坂口』へ(エスカレータで上がった後、振り向いて撮影しています)
地上に出てすぐの場所にこんな説明がありました。『違法駐車や車道を歩く歩行者が交通渋滞の原因になっていたので地下駐車場と地下歩道を整備した』そうです
さらに進んだところにある歩道橋(あとで少しだけ話にでてきます^^)
こんなにがっしりした歩道橋を見たのは初めてです(*゚Д゚)
ちょこちょこと写真撮影していたので、少し時間がかかってしまいましたが「豊川稲荷東京別院」に到着
www.toyokawainari-tokyo.jp場所・境内案内等については上記「豊川稲荷東京別院」のホームページを参照ください
入口にあった御言葉、深い意味がありそうなのですが、理解できませんでした(「早朝からお詣りしたら水受けに薄く氷が張っていた」というだけではないと思ってるんですが・・・)
入口にある縁起に書かれていますが、『稲穂を荷い白狐に跨り給うお姿の豊川ダ枳尼眞天』様をお祀りしています。ご存じの方も多いと思いますが、神社ではありません、曹洞宗のお寺です(ちなみ通常の稲荷神社は倉稲魂神様をお祀りしていたと記憶しています→記事「閑歩:鎌倉散策その前に、扇ヶ谷ガードへ行ってみました」参照)
山門を入ると以前『奥三河モニターツアー』の時にお世話になった方が案内をされていました。ご挨拶すると、私のことも憶えていてくださり、少しお話させていただきました(この後も『奥三河モニターツアー』の事務局の方が皆さん憶えていてくださり、本当に嬉しかったです)
お話してみると、奥三河モニターツアーの時は「旧料亭菊水」について事務局の方も知らなかったそうです(地元の人もあまり知らないらしいです)。さらに「大野橋」からの眺めがあんなに良いというのも驚いておられました(→記事「「ほの国」奥三河に行ってきました2(大野宿 鳳来館)」)
地元のいいところって、実は地元にいるとわからないことが多いですね(見慣れすぎているのです。私が横浜のいいところがわからないのと一緒です)
セミナー開始まで少し時間があるので
まず最初に本殿にお詣りさせていただきました。外からお詣りするだけでなく本堂内に入れますので、中で正座して、しっかりお詣りさせていただきました
続いて「奥の院」にもお詣りさせていただきました
ふと横をみるとこんな注意が書かれていました。『豊川稲荷の名を語り詐欺まがいの活動している団体があるので注意してください』とのこと(またまた悲しいお話)
いろいろと拝観させていただけるものが多い境内なので、セミナーの後にじっくり拝観させていただこうと思い、まずはセミナー会場である「稲荷別院会館」へ
受付を済ませて2Fに上がると、東三河の紹介ビデオが上映されていました(なかなか面白かったです。YouTubeとかで視聴できるようにしてくださると嬉しい)
この中で「御油の松並木」が紹介されていました。旧東海道を歩いていると松並木は歩いて気分の出る場所なので行ってみたくなりました(どんな場所かはこちらから→「御油の松並木 | 東三河県庁のポータルサイト | 穂っとネット東三河」)
時間になり、参加者もほぼ集まったとのことでセミナーが開始されました
最初は前回の奥三河モニターツアーでもお世話になった東三河県庁 原部長のお話
堅苦しいお話ではなく、尾張と三河では方言が違いますから始まる東三河の紹介をしてくださいました
ちなみに三河では『とってもいいね』→『どいいじゃん』、強調表現が『ど』で『どかわいそう』『どたくさん』とか使うそうです
そう言えば『のんほい』も東三河の方言でした
このセミナーも継続していただいて来年度は『東三河どいいじゃん!セミナー』にパワーアップしてしまうとか・・・私の勝手な想像です(失礼いたしました<(_ _)>)
今回は定員50名に対して、150名の応募があり、三人がけになって申し訳ありませんとのこと。すごいです(でも後ろを見てみたのですが、前回奥三河モニターツアーでご一緒させていただいた方はどなたもいらっしゃらなかったようでした)
続いて、豊橋市二川宿本陣資料館 和田実氏から『東海道二川宿について』のお話
最初に書いてありますが『本陣・旅籠屋・商家の3か所を見学できる日本で唯一の宿場町』だそうです(これは凄いです。特に再現された本陣が見れるところ(*゚Д゚) )
東海道の宿場町の人気投票『TKD57総選挙』で堂々の一位だったそうです(参考:二川宿本陣資料館ホームページ「TKD57総選挙で“1位”に輝きました!|二川宿本陣資料館」で上位10位が閲覧できます)
ここまで本陣などが現存しているのは、二川宿は空襲にあわなかったことが大きいと説明されていました。今まで歩いた宿場町でも『本陣跡』の説明があり、広大で立派であったことはわかりましたが、実際に体感したいです。大火や空襲などで焼失した後、再現されていません(というか東海道という便のいい場所で敷地をそのまま放置するということもできなかったと思っています。奈良井宿で聞いたように再現したくても図面などが残っていなかったという事情もあったかもしれません)
二川宿だけでなく、いろいろと東海道や参勤交代の話を取り混ぜてしてくださり、とても面白かったです
・広重の描いている二川宿の絵にある『かしわ餅屋』は二川宿にはなかった。実は宿場間のお茶屋だそうです(私も広重の絵ってデフォルメした観光情報という印象です。実際にはありえない配置で絵が描かれていますよね)。ちなみに広重の東海道は20シリーズ(別物)があるそうです(*゚Д゚)
・本陣には上湯殿(大名専用)、中湯殿、下湯殿がある
大名の中にはマイ風呂桶を持参していた大名もいるそうです
・二川宿本陣は宿帳が残っていたため、いろいろなことがわかっている
・明治までに二川宿は約3600回利用されている
・二川宿は小さい宿場なので宿泊に利用されているのは全体の25%
ちなみに本陣も一つだけ
・料理は本陣が決めて用意する「本陣賄い」で利用されたことが多い
(お抱えの台所方役人を連れている大名もいたそうです「自身賄い」)
・料金は毎回個別交渉、そのため前年の金額を記しておくことが重要だった
・幕末の緊縮財政期では宿泊数を減らして費用を浮かせるなどが行われた
(日が昇る前に出発し日が落ちてから宿に入る)
・本陣に宿泊できるかは予約先着順(大名の位などは関係ない)
但し将軍家や公家などが宿泊する場合は辞退していたとのこと
・旅籠「清明屋」にある五芒星は安倍晴明とは関係がない
(暖簾に五芒星が描かれてました)
・旅籠には廊下がなかった。完全な相部屋。畳があるのはいい旅籠
・歩き続けるので、わらじは毎日買い替えていた。食事は炭水化物中心
もっともっと聞いていたい面白い話でした。これは実際に行って是非見たいですし、その場で説明を伺いたいです
本陣資料館では五節句に展示を行うそうで、ひな祭りでは江戸時代から現代までの雛飾りを全て見ることができるように展示を行うとのこと。資料館のホームページ「トップページ|二川宿本陣資料館」によると『二川宿本陣まつり ひなまつり 平成29年1月28日(土)~平成29年3月12日(日)』のようです(2/11~12のツアー参加できれば見ることができますね、きっと)
他にも商家「駒屋」の映像も紹介してくださったのですが、素敵な石畳の路地が横にあるそうで、ぜひ歩いてみたくなりました。蔵を改造したカフェもあるそうです
駒屋のホームページ
komaya.futagawa.orgで少しだけ見ることができます^^
約40分間のお話が終わり、東三河の食 試食試飲タイムになりました。いただいたのは『ヤマサのちくわ』と『新城茶の薄皮まんじゅう』
『ヤマサのちくわ』はしっかりとした歯ごたえがあり、個人的には懐かしい味でした(子供の頃食べていたのは確かヤマサです)。『新城茶の薄皮まんじゅう』はほんのりした優しい甘さでとても美味でした
試飲の方は『豊橋茶』。美味しいお茶でしたが、それよりもボトルの『茶摘みトッピーちゃん』がとっても可愛かったです(豊橋に行けばどこでも購入できるのでしょうか?)
美味しくいただいたのですが、やっぱり『いなり寿司』を食べたかったです
ツアーに参加できたら、思う存分食べたいと思います。この間『歴史の道 歩き旅』で藤田朋子さんが食べていた『おきつねあげ』や『きつねのおっぱい』とか『七福神いなり』や『大葉天ぷらいなり』とか食べまくりたい(門前の通りにある「まつや」と「来恩」で食べれるようです)
試食で少し休憩した後は、豊川稲荷東京別院の内田氏による講話(ここは写真はありません<(_ _)>)
豊川稲荷東京別院にまつわるお話をしてくださいました。記憶に残ったのは
・豐川稲荷は妙嚴寺(みょうごんじ)という曹洞宗のお寺
・白狐に跨り給うダ枳尼眞天様なのですが、日本にある稲荷信仰の方が広めやすいのではないかと考えたので、豊川稲荷としたという説がある
・明治の神仏分離令でも稲荷のまま存続できたのは豊川稲荷様のお力だと思う
・この地にあるのは大岡越前守の家(岡崎)が代々豊川稲荷を信仰していたため、江戸奉行になった際に豊川稲荷のご分霊をお祀りした
(さきほどの)歩道橋の先に屋敷があり、その中で敷地の1/3を閉めていた
一般の住民もお詣りできたそうです
※インターネット検索したところ、赤坂一ツ木辺りらしいです(史跡の有無は不明)
・明治9年に一般家庭にある神仏へのお詣りが禁止されたため、一度戻されたが、その後、明治20年に現在地に移転遷座(当初は「豊川ダ枳尼天堂」と呼んだ)
・関東大震災でも本殿は無事だったが、東京大空襲で焼失
現在の本殿は昭和31年に再建された
3.11の東日本大震災でも本殿では何の被害もなかったそうです
(木造建築は丈夫とおっしゃっていましたが、個人の推測ですが、実はパワースポットじゃないでしょうか?)
私はこういう講話が好きなこともあり、大変面白かったです(大岡越前守の名前が出てきたので吃驚)
最後に『神仏のお詣りは最初は御礼から』、『朝起きたら(起きることができたことに対して)御礼』『夜寝るときには(1日無事に生きられたことに対して)御礼』が基本ですと教えてくださいました
内田氏の講話の後、本堂に移動して、今回のツアー参加者全員のご祈祷をしてくださいました(本堂外から入れる場所よりさらに奥に入りました。ご祈祷は撮影禁止でしたので、ここも写真はありません)
曹洞宗のご祈祷は初めてでしたが、お経を唱えていただくと本堂の空気が澄んで力が満ちた感じがしました(あくまでも個人の感想です)
全員の名前を読み上げた後、『家内安全・家業繁栄・開運満足』について祈願してくださったようです(他にもあったかもしれませんが、3つしか聞き取れませんでした)
※後で教えていただいたのですが、今回は団体だったので、氏名のみだったそうですが、ご祈祷をお願いすると、住所・氏名・お願い事を全て読み上げて祈祷してくださるそうです(寒川神社のご祈祷と似ていました)
再び「稲荷別院会館」の2Fに戻って来ました
最後は2/11~12のツアーの紹介
せっかくなので、このツアー内容で私がいいなぁ/行ってみたいなぁと思うポイント列記してみます
・二川宿の見学。本陣、旅籠、商家(石畳の路地含む)全て見たい
・「豊橋鬼祭」を見て、白い粉を浴びタンキリ飴を食べ、厄除けしたい
(多分ツアーだと一番前は無理だとは思いますが・・・)
・前回気になっていた豊橋市役所で展望したい(眺め良さそうです)
・手筒花火を間近で見れるのは素晴らしい(これは価値あり)
・東海道 御油の松並木はじっくり歩きたい(600mも続くのできっと圧巻)
御油は分岐の宿なので姫街道の史跡(道標)などがあるなら是非見たい
・豊川稲荷で山門を撫でて悪い気を落としてから参拝し、霊狐塚でパワーを貰い、できれば福銭もゲットしたい
・豊川稲荷前の門前町で『いなり寿司』を食べまくりたい(前述の通り)
観光案内所で買えるらしい『きらず揚げ 豊川いなり寿司味』も買ってきたい
・(多分逢えないと思うけど)可能なら『いなりん』に会いたい。背中のご飯をアップで撮影したい(←少し歪んだ願望^^;) マンホールの画像も忘れずゲット^^
・出来たてのちくわは絶対美味しいので、これは絶対食べたい
個人で旅行すると味わえない楽しさがいっぱいなので、是非参加したいなぁ
1/24まで応募受付中とのことで、興味ある方はこちらまで→(http://www.mwt.co.jp/pdf/higashimikawaiijan.pdf )(申込PDFダウンロード)
セミナーも無事終了し、アンケートを回答して会場を出ようとすると
松井玲奈ちゃんが『豊橋カレーうどん』を宣伝中!(豊橋カレーうどん大使だそうです)。セミナー最後に説明があったのですが、ルールがあって
・自家製麺を利用していること
・豊橋産のうずら卵を使用すること
・底からご飯、とろろ、カレーの順で入っていること
が守れていないと『豊橋カレーうどん』とは言わないそうです
すっかり忘れてましたが、豊橋カレーうどんも満喫したい です^^
会場の出口でお土産の海苔をいただいて、セミナー会場を後にしました(まだ食べていないのですが、美味しそうです)※関係ないですが、ネットで購入できるみたいです
本当に2/11~のツアーに参加して豊橋・豊川に行きたくなるセミナーでした(当選させてください。よろしくお願いします>ツアー事務局の皆様)
セミナー自体はここで終了となりますが、この後「豊川稲荷東京別院」の境内を拝観させていただきましたので、もう少し続けたいと思います。しかしながら、思いの外長い記事になった(数時間でここまで書いて疲れた^^;)ので、一旦終わります
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