観音崎 潮風に吹かれながら2(観音崎灯台~横須賀美術館)
「観音崎 潮風に吹かれながら1(たたら浜~海の見晴らし台)」からの続きです
ようやく「観音崎灯台」が見えてきましたが、また狭いところを通ります
やっと「観音崎灯台」に到着!
当然ですが『横須賀風物百選』の1つでした。『明治維新に合わせて建設が進められ、明治二年元旦に初めて灯りがともされた。関東大震災で倒壊し現在は三代目』というは初めて知りました(前回来た時は説明とか読んでいないので・・・)
外で草むしり?をされていた方が受付の方で、急いで戻って来て、参観の受付をしてくださいました
まずは灯台に登ります。狭い急な階段を登って外へ。まだガスが少し残っている感じがしますが、遠くまで景色が見えます。そよ風が気持ちいい(でも経度の高所恐怖症なので、少しドキドキしています。それでも高いところから景色を見るのが好きという困った性格・・・^^;)
『皇后陛下御行啓御座所跡』(『行啓(ぎょうけい)』は『太皇太后・皇太后・皇后・皇太子・皇太子妃・皇太孫などのお出まし』だそうです。知らない単語でした)。『貞明皇后』のようです(調べ切れていません・・・)
いろいろなものが展示されています。奥から『日晷儀台(にっきぎだい)=日時計』、『灯ろう』、『霧信号吹鳴器』。『霧信号吹鳴器』が格好いいです
灯台を観た後は、「灯台資料展示室」でクールダウン。暑いので、冷房の効いたところで少しでも涼むのは、とっても重要です
途中開けた場所では、海が見えます。段々、海辺に近づいて来ました
地層が露出したところにしっかり根を張っています。植物のたくましさを感じます
石畳の『海辺の道』に出てきました。右に行くと、今朝通らなかったトンネルを通って「観音崎自然博物館」につながるようです。左に曲がると、もう海辺。波音と潮風がここちよいです
詩人西脇順三郎氏の詩碑『灯台へ行く道』。読んでみたのですが、どんな風に考えて道を歩いていたのか、全く想像できません・・・(『海の老人』って、なんでしょう?)
近くには『観音寺跡』の説明板があります。『観音崎の地名は奈良時代に行基様が十一面観音を海蝕洞窟に納めたことに由来する』そうです。『ここにあった観音寺は、陸軍の砲台築造で移設、その後火災により焼失してしまった』とのこと
石の台に載った少し古い説明もあります。『観音崎の歴史』『観音崎灯台』だけでなく、観音崎の植物や生物の説明など、いろいろとありました
観音崎の地名の由来になった「権現洞」に到着しました。『ここに納められた十一面観音とは走水神社でお祀りしている弟橘媛命を刻んだもの』とのことです。いろいろと勉強になります
ふと道端に小さなお墓のようなものがたくさんあるのを発見(最近、小さな石造物に目がいってしまいます)。そばにあった『寂光土』と書かれた説明によると、いつの頃からかこの地にある無縁仏を葬った場所のようです。思わず合掌してしまいました
岩場に出れる場所まで、やってきました。水遊びをしている親子連れなどもいます
木陰では、ご夫婦が休憩していました。日射しが強いので、日陰になり風通しがいい場所はきっと気持ちがいいのでしょうね
たぶん、ここが「観音崎園地」(陸側?)だと思います。海側には水遊びをしている人もいましたが、こちら側には誰もいませんでした
バスに「観音崎」についた時から気になっていましたが、『危険 立入禁止』と書かれているだけでした
出発した「レストハウス」のところに戻って来ました
『かながわの景勝50選 観音崎』と書かれた石碑や『観音崎公園のコース』を説明している案内板もあります。本来はここからスタートなのかも・・・
次は「横須賀美術館」を目指すので、海沿いの道路に向かって歩き始めます。『津波の時は高台へ』と書かれて、道案内しています。確かにメインの道路で移動するとトンネルに入ってしまいますから
大切にされているお地蔵様もいらっしゃいました。海の方を見ているので、海上安全をしてくださっているのでしょう
少し歩くと『観音崎ボードウォーク(観音崎遊歩道)』の入口に到着。ガイドブックに従って、海沿いの道を歩いて行きます
海沿いの板張りの道を、潮風に吹かれ、波音を聴きながら歩いて行きます。浜辺では釣りをしている方もいました
「遊歩道」はまだまだ続くのですが、折れ曲がった出口のところで、一旦外に出て、「横須賀美術館」に向かいます
クールダウンも兼ねて、「横須賀美術館」で企画展『自然と美術の標本展』(2016/7/2~8/21 開催)を楽しみます(スマフォなら、インターネット割引券を利用できるので、横須賀美術館HPから入手していくと100円引きになります)
※実は「横須賀美術館」が10時からだったので、逆廻りに廻ることにしていました
記事も少し長くなってしまったので、一旦終わります
次の記事「観音崎 潮風に吹かれながら3(横須賀美術館~走水神社)」に続きます