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路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

旅行:金沢・高山に行ってきました10(高山散策3)

本日もブログ訪問ありがとうございます!

とうとう旅行も最終日(3日目)になりました。まずは高山の朝市へ

前の記事「旅行:金沢・高山に行ってきました9(高山散策2)」

からの続きです


朝早く、大浴場でさっぱりした後、ホテルの朝食バイキングを美味しくいただいた後、高山の朝市を見に朝の散策へ

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朝市の前に昨晩写真がうまく撮れなかった「京や」に行こうと「弥生橋」へ。少し靄がかかっていますが、朝の『宮川』です

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遠くに昨晩お世話になった「京や」が見えてきました

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昨晩は気がつかなかったのですが、川沿いに小さなお社が立っています(何故?)

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「京や」です。朝早いので当然お店は閉まっていますが、こんな感じのお店です

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ふと横を見ると、ここにもお社が建っています

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すぐ近くにあった『秋葉様』と書かれた説明には

 高山の町並みを散策すると、至る所で小さな社を目にすることができる。これは火伏の神、秋葉神社秋葉社)で、飛騨では親しみを込めて「秋葉様」と呼んでいる。
 江戸時代から大正時代にかけて、高山では百戸を超える建物が焼失する大火が相次いだ。次第に人々は防火や家内安全を願い秋葉様を信仰するようになっていった。
 高山には六十箇所を超える秋葉様が街角や民家の軒下に祀られている。石灯籠だけのものや立派な社殿を構えるものなど様式も様々で特徴的である。
 秋葉様の前では年に三度の祭礼が行われる。火災に対する人々の思いと信仰心の強さがうかがえる

と書かれていました。前日「桜山八幡宮」の帰りにお詣りさせていただいた社殿も地図に示されています。さきほどの川沿いにあった小さなお社も『秋葉様』です

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まず「宮川朝市」に行こうと道を引き返す途中、小さな灯籠のようなものを見かけました。素敵なので撮影してしまいました

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紅葉がきれいな『宮川』沿いの道を歩いて行きます

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大きく表示された「宮川朝市」に到着。外国人観光客らしき二人とすれ違いました。海外の方も朝市を楽しんでいるようです

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ここにも『秋葉様』がありました(小さいけれど立派なお社)

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この辺は『高山市街地景観保存区域』になっています(こういう場所に暮らすのはいろいろと大変ではないかと思います)

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露店だけではなく、通常のお土産屋さんも開いています

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小さくて見えづらい写真なのですが、ハチミツだけでなく蜂の巣箱も売っていました(『あなたも日本ミツバチを飼ってみませんか』のキャッチフレーズ付き)

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ん? 何かの句 『白露に足濡らしたる朝の市』と書かれています

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ぎゅうぎゅう詰めではないですが、それなりに屋台が並んでいます。生鮮食品は買って帰れませんし、欲しいものもないので、どんどん歩いてしまいました^^;

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「宮川朝市」の端、「鍛冶橋」の手前にもお社がありました(さきほどの地図にもあるので『秋葉様』です)

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「古い町並」にやってきました。お店は開いていませんが、誰もいない、こういう雰囲気の中を歩きたかったです

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こういう雰囲気が好きな人がそれなりにいらっしゃるのか、前方にカップルがいました(こういう人なら歓迎です)

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昨日は気がつかなかったけど、こんな招き猫もいましたよ

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朝から掃除されている方もいらっしゃいました。こういう日常の雰囲気が好きです

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高山陣屋」の前にある「中橋」までやってきました

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昨日は気がつきませんでしたが、橋のそばに石碑を見つけました。『昔より、橋の中の橋というところにより中橋といった』と書かれています。へぇ~(´・∀・`)
最後に書かれていた『橋を渡り始めてから三枚目の踏板で福神像を彫ってまつると喜福を授かるという言い伝えが残っている』が面白いのですが、既に舗装された道です^^;

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「中橋」を渡らず、川沿いを少し歩いてみます

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こんな注意がありました(T字路だからですね)

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この辺の風景もなかなか素敵でした。「枡形橋」まで行ってみようと思ったのですが、少し遠いので、ここで引き返すことにしました

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「中橋」を渡ったところにあった小さなお社。昨日は何かわからなかったのですが、これもおそらく『秋葉様』ではないかと思います(先ほどの地図には宮川のこちら側は載っていないので確かではありません。推測です)

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高山陣屋」前に『朝市』と書かれた小さな看板にありました(『Morning Market』と書かれてます)

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高山陣屋」前の広場のようなところに露店がたくさん並んでいます(「宮川朝市」よりも店数は多かったように感じました)。ここでも欲しいものがないので、ざっと廻って終わり^^;

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別の出口には『陣屋朝市 正午まで』と書かれた少し大きめの看板もありました(かなり午前中遅い時間までやっているようです)

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「陣屋朝市」を後にして横断歩道を渡った先にあったのは『山岡鉄舟像』

(途中から)弘化二年(一八四五)飛騨郡代として着任した父 小野朝右衛門 母 磯について高山陣屋へ入った (中略)人間形成の礎は飛騨の風土の中で培われたものと考えられる
(中略)
 父母の死去後江戸に帰り のち山岡家の養子となった(以下略)

と書かれています。「高山陣屋」で暮らしていたことから、ここに像が建っているようです

※全く関係ないですが、帰宅してから写真を整理していて、像の後ろに屋根のついた公衆電話ボックスが立っているのに気づきました(きちんと写真撮ってくればよかった。郵便ポストに意識が奪われていましたね。残念)

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「中橋」の手前で『高山の夜』と書かれた歌碑を発見!(かなり新しいです。ここにあるのは三番の歌詞に「中橋」があるからでしょうね)

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せっかくなので何回も渡っている「中橋」を撮影してみました。それにしても『宮川』の水は澄んでいます

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「中橋」を渡ったところにあった「中橋湯」。暖簾が素敵です(もしかすると早朝から開いていたのでしょうか?)

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「中橋湯」の前から、そのまま『宮川』沿いの道を歩いて行くことにしました

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ここにも『秋葉様』が置かれていました

亨保十四年(一七二九)の大火(九七五戸全焼)のあと鎮火の願いをこめ、この地に常夜燈を点していたが、仝二十年頃、鍛冶職の多い片原町と?の上に秋葉様が祀られた
 創建当時の祠、庚申堂は善光寺(八軒町)へ譲れ弘法堂となっている
 当秋葉社「火鎮社」は明治八年十一月に造営された

と書かれています(「京や」横の説明とは少し違う知識が身につきました)

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なぜか御神籤の文言が一覧で書かれています

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「筏橋」のところにも石碑がありました

その昔筏橋は味噌買い橋といった。宮川の川西に住んでいる人達が川東の味噌屋へ味噌を買いにいくときに渡った橋である
当時は杉の平角を筏形に組んだ橋であった(以下略)

そのまま「味噌買い橋」でも良かったような気もします。面白いし興味が湧きます

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川沿いの道がなくなったので、少しだけ東側の道を歩いて行くことにします

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工事中の注意書きが四カ国語で書かれています(外国人観光客も多い場所は大変です)

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アスファルトの裂け目が『指差し』のようなので撮影してみました(鼻が高いアニメキャラみたいにも見えますね。ロールシャッハ・テストだ)

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柳橋」です。ここは緑色です

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途中まで行って、景色を眺めてみました。昨晩の雨のせいか水量が多いように感じます

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雰囲気のよい町並みも終わり、『安川通り』を渡って

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「宮川朝市」に戻って来ました

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行きには気がつきませんでしたが、『弥生橋の歴史』の説明板を発見!(ここは石碑じゃないです)

第二十三代飛騨代官増田作右衛門が、安政五年(一八五八)四月に赴任し、急ぎ架設を決めた橋が、安政六年三月に完成をみた
 弥生三月に通行できるようになったと、喜びをもって、「弥生橋」と命名された。付近に丸木の引き渡し橋もあったが、橋脚を備えた架設はこれを創始とする(以下略)

思ったより安直なネーミング^^; でも当時としては最新技術だったように感じます

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そろそろホテルへ戻る時間だったのですが、せっかくなので「宮前橋」へ
昨日きちんと撮影できなかった大鳥居を撮影

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昨晩ガイドブックを開いてお店を探した場所「七日町広場」はこんな場所です。通り抜けできる道が公園のようになっています

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「七日町広場」を抜けてホテルに戻る途中、賑やかで微笑ましい『坂口酒店』のシャッターを思わず撮影(なぜかたぬきの置物も置かれています)

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帰り道の途中にあった不思議なオブジェは「喜・怒・哀・楽II」という名前でした。どこかにIがあるのかもしれません

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ホテルに戻って来ました。ホテルのフロント前にある記念察絵場所の屋台を撮影させていただきました(からくり屋台と書かれていたのですが、動くのかな?)

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(ひだプラザホテル パンフレットから転載)
出発まで少し時間があったので、屋上の露天風呂『飛天の湯』へ
少し汗ばんでいた体をさっぱりさせて、屋上から高山市内を見渡すとお殿様になった気分でした(昨晩は暗くてよく見えなかったです。それに他のお客様もおらず、存分に風景を楽しみながら入浴させていただきました)

旅行も最終日、最後の観光地「奈良井宿」へ向かいますが、少し記事も長くなってしまったので、一旦終わります

次の記事

に続きます

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