亀戸散策2(東覚寺~亀戸香取神社)
本日もブログ訪問ありがとうございます!
前の記事「亀戸散策1(亀戸駅~常光寺)」
から続いています
亀戸七福神の寺社である「常光寺」をお詣りして、さらに先へ進んでいきます
再び「常光寺」の外に出て、西に進んでいきます
「東覚寺」は左側にあるようなので、横断歩道を渡って移動しました
歩道の植え込みのところに素敵な模様を発見^^ 波の上を飛ぶカモメかな、こういうちょっとしたことで和みます
右方向に「香取公園」「香取小学校」が見える交差点のところまでやってきました。幼稚園(保育園?)のお出かけなのか、たくさんの子供達が南の方に歩いて行きます
横断歩道を渡り、子供達がいたところから先には動物たちのタイルが始まっていました。可愛いというより、かなりリアル
左側に見えるのが「東覚寺」のようなのですが、こちら側からは入れないようです
ライオンに鷲でしょうか? こちらもかなりリアルな描画です
ここで左に曲がり、ガイドブックのコースを一旦離れます
「東覚寺」の前にあった説明によると『享禄4年(1531)玄覚法印の創建と伝えられて』いるそうです
最初に本堂にお詣りさせていただきました
カラフルな綱(紐?)の先にあった鰐口はものすごく良く響きます
入口右側に置かれている「弁財天」様。御開帳は終わっていましたが、窓の隙間からお姿を拝見することができました。ここでも手を合わせてお詣り
地図を見ていると近くに「亀戸石井神社」があるようなの行ってみることにします(近いと思っていたので、移動中の写真はありません)。「東覚寺」の入口と同じ通りだと思っていたのですが、もう一つ北側の通りでした^^;(かなりさ迷いました)
5分ほどかかって、ようやく「亀戸石井神社」に到着
石で作られた立派な御由緒には
当社は嵯峨天皇の御代弘仁弐年九月弘法大師により発現せられたる社にして、級長彦命 津長井命 岡象女命の三社を奉斎し亀井戸御中図子の鎮守社にして毎年九月二十八日を以て例祭日となし当日 薩摩芋数拾俵町内住民より献じ後これを参拝者及び里童に授け與う 別名おしやもじ様の芋祭りと称す 熱病除百日咳除におしやもじを拝受し特殊霊験顕著なりしは数多き崇敬者あり事で知るべし
と書かれています。この神社も弘法大師様が作られたようです。そして本日2回目の「岡象女命」様のお名前、今日はご縁があるようです
もう一つ掲示板のような場所に画鋲止めされていた説明には
咳の病をなおす神として信仰され、神社からおしゃもじ(飯杓子)一本をかりてきて、自宅でこれを神体として拝み、病気が治ればお礼に新しい飯杓子一本をそえて、もとの飯杓子とともに二本を神社に返す
と書かれていました。なるほど川崎大師様近くの『さいの神(歳の神)』と同じく、借りて新しいものを返すというお詣りの仕方のようです(記事「川崎大師周辺散策3(石観音堂~川崎大師駅)」参照)
さらに
当社は石器時代の石棒を神体としたが、いまでも石棒を神体とする神祠は各所に存在する
と書かれています。御神体は石棒しかも石器時代、他にもあるとのこと。いろいろと勉強になります
飯杓子を奉納する神社は、石棒を神体とすることが普通であるが、これは石棒を祭る神社を石神(しゃくじん)とよび、「しゃくじん」が「しゃくし」となり、飯杓子を奉納することになった
最後はなるほどと少し微笑んでしまいました。語呂なのですね
小さいながら立派なお社にお詣りさせていただきました
少し黒い狛犬様がちょっと恐いです(風邪ウィルスとかを睨み飛ばしてくださっているのかも)
5分ほどかかって、さきほど「東覚寺」に行くためコースを離れた地点に戻ってきました
横断歩道を渡って、ガイドブックを確認するとここから左(南)に曲がって大きく迂回するのですが、右側(北側)近くに「亀戸香取神社」があるようなのでお詣りしていくことにします(実は私がコースを見誤っていて、この後表参道を通ってお詣りするコースになっていました。だから大きく迂回していたんです^^;)
鳥居越しに東京スカイツリーが見えます(裏鳥居なのですが、こっち側から参拝して正解)
まずはものすごく立派な拝殿にお詣りさせていただきます
拝殿の左側にはいろんな方の色紙が貼られていました(勝負の神様、スポーツの神様ということでいろいろと著名人がお詣りされているようです)
右側には『お伊勢さまと氏神さまのお札をおまつりしましょう』と書かれた説明が掲げられていました
お伊勢さまの神札が「天の恵み」、氏神さまの神札が「地の恵み」、両方おまつりすることで「天地の恵み」(*゚Д゚)
これは知らなかったです。そろそろ家にも小さな神棚を作ろうかなと思ってしまいました
拝殿の右側には恵比寿神様と大国神様の像がありました(かなり若い感じがします)
『自分の痛い所を洗い清めご神徳を頂きましょう』とあったので、肩と頭に水をかけさせていただき、お詣りさせていただきました(肩は肩こりなんですが、頭は頭痛ではなく、イタい性格だから^^;)
入ってきた鳥居から拝殿の方へ、いろいろな神社が合祀されていました。いろいろと廻っていると
真ん中にある『福神社』、ここでお祀りしているが『事代主神(恵比寿神)』様と『大国神』様ということはここが七福神めぐりの場所のようです(御由緒書き撮影したのですが、うまく撮れていませんでした。ごめんなさい<(_ _)>)
ここは念入りにお詣りさせていただきました
拝殿左側に置かれている『勝石』、『この勝石に触れて勝運と幸運を授かりましょう』と書かれていたので、両手をあてて、しっかりとパワーをいただいてきました
授与所に立ち寄り、『勝運守』を授与していただこうとすると「スポーツや勝負事ですか?」と訊かれたので、「まず自分に勝ちたいのです」と答えると、それならばと『勝守』を勧めてくださいました(スポーツなどの勝利を願うのが『勝運守』となるようです。お守りの違いについて説明してくださるのは嬉しいですね)
格好良かったので『必勝太刀』と合わせて授与していただきました
『勝守』、皆中稲荷神社の『的中御守』と似ていますね(記事「お守り 2016コレクション」参照)
「香取神社」のお詣りを済ませて、さきほど横断歩道を渡った場所に戻って来ました
「蔵前通り」との交差点までやってくると斜め向かい側になにやら櫓のようなものが建っています
近づいてみると『亀戸の粋な道の駅 亀戸梅屋敷』と書かれています。こんなところに道の駅がありました^^
昔風の建物の中はお土産などを売っているショップでした
駐車場の壁には素敵な地図が描かれていましたよ
入口はこんな言葉も^^ やっぱり花より団子ですよね
屋根の部分にあった飾りはやっぱり亀なのでした
再び先ほど曲がるはずだった交差点まで戻って来て、西の方へ歩きます
商店街の入口と鳥居が重なっています。ここが「亀戸香取神社」の表参道でした^^;(本来はここを通ってからお詣りするコースになっていました)
参道は商店街になっていて、『亀戸香取勝運商店街』という名前のようです
ここが表参道から「香取神社」に入る鳥居。遠くに拝殿が見えます
さきほど探して見つからなかった御由緒も鳥居のそばにありました
当社の創立は天智天皇四年(六六五)、藤原鎌足公が東国下向の際、この亀の島に船を寄せられ、香取大神を勧請された太刀一振を納め、旅の安泰を祈り神徳を仰ぎ奉りましたのが創立の起因であります
と書かれており、かなり昔からある由緒ある神社のようです。『亀の島』がよくわからなかったのですが、帰宅してからガイドブックをもう一度読むと、こんな一文が
亀戸という地名の由来は、かつてこの地が「亀ノ島」と呼ばれる亀の形に似た江戸湾に浮かぶ島であり、陸続きになったあとの亀村という村名と、亀ヶ井という井戸の名前が混ざり亀井戸、さらに転じて亀戸となったとされる
引用元:「ぶらっと散歩コース 東京」
がありました。この辺は昔江戸湾に浮かぶ島だったのですね(*゚Д゚)
それにしても御神徳のところには錚々たるお名前が並んでいます
近くの石柵にはこんな可愛いものもありました(戸の字が大根です)
鳥居のそばにあったトイレです
このマークが勝運をもらえそうな感じがしたので、利用させていただきました
『だんせい』とひらがなで書かれているのも珍しいですね
ようやく「香取神社」もお詣りしましたが、まだガイドブックコースの最初のポイントには到達していません^^; まだまだこれからという感じですが、記事も長くなってしまったので一旦終わります
次の記事
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