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路上観察師による撮影した写真で振り返るウォーキング録です。歩いた気分になってもらえた嬉しいです

「ほの国」豊橋・豊川は魅どころいっぱい6(豊橋鬼祭 赤鬼と天狗のからかい)

本日もブログ訪問ありがとうございます!

前の記事「「ほの国」豊橋・豊川は魅どころいっぱい5(路面電車)」

から続いています

※タイトルの『魅どころいっぱい』は『不思議な魅力がある』という意味で『魅』を採用しています


豊橋路面電車に乗り、気分も高揚したところで、今回のツアーの目玉、天下の奇祭『鬼祭』に向かいます

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路面電車を降り、「安久美神戸神明社」に向かいます。ふと地面を見ると白い粉が落ちた後があります(これが噂に聞く、祭りで振り撒かれる白い粉なのでしょうか?)


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人ごみと屋台の向こうに神社の入口が見えてきました

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入口付近に『国重要無形民俗文化財 厄除鬼まつり』の看板が立っています

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入口にある石柱には『縣社 神明社』と書かれています

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かなり大きな鳥居です。人もいっぱいです^^;

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鳥居近くにある『豊橋神明社の鬼祭り』の説明板があります。最初の方に

 安久美神戸神明社は、天慶3年(940)の創建です。
 「平将門の乱」鎮定を祈願した朝廷は、伊勢神宮へのお礼として三河国飽海郷を神領として寄進しました。これを飽海新神戸といい、この時に当社が創建されたと伝えられています。この神領の安泰と繁栄を祈願して始まったのが鬼祭りの起源です。
 神事は多岐にわたりますが、主なものは神楽・田楽・御的神事・御玉引の年占・御神幸の5つで、有名な赤鬼と天狗のからかいは田楽のうちの一部です。(以下略)

と書かれています。「平将門の乱」とか出てくると吃驚してしまいます


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ガイドさんが説明してくださるというの待っている間、境内の方を見ると警察の方でしょうか、たくさんの警備の方が出ているようです

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ガイドさんが到着、まず先ほどの説明板の前で歴史を話してくださいます

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ガイドさんの胸には大きく『ほの国』と書かれています。少しかすれているので年季が入っている感じがします

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配布された紙で、これから始まる『赤鬼と天狗のからかい』に出てくる役割の紹介があります。赤鬼は『暴ぶる神、素戔嗚尊と言われている』そうで、天狗は『武神、猿田彦命と言われている』そうです。(私は会いに行きませんでしたが)境内には『審判役』の黒鬼がいます(子供が近づくと頭を撫でてくれるそうです)

www.honokuni.or.jpから参照させていただいたスケジュールによると

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お祭り全体は前日の宵祭と本日の本祭とかなり長いです

そのメインがこれから見る『赤鬼と天狗のからかい』になります(ガイドさんが『司天師田楽』も見てくださいと言っていましたが、時間の関係で見れませんでした(ちょっと残念))

時刻は14:02、スケジュールでは既に始まっています。ガイドさんの説明も切り上げ気味で終わり、後は1時間30分自由行動でお祭り見学となりました

境内にお祭りの様子を説明するアナウンスが流れているのですが、周囲の人の声などでほとんど聞こえず、お祭りを見ている最中は何が行われているか、さっぱりわかりませんでした

ということで、帰宅してから復習してみました^^;(予習しろよ)

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ツアーとしていただいた『ふるさと再発見ガイドブック 知るほど豊橋【その十】 春を呼ぶ、鬼と天狗とタンキリ飴 豊橋鬼祭。』を参考に復習しながらブログとして整理してみます(復習している部分は、青い字、鍵カッコ【】で囲んで表します)
※ちなみに本ガイドブックは豊橋市内の本屋さんで買えるようです(境内でも売っていました)

 

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最初の鳥居をくぐって、すぐの場所です。何か大きな声が聞こえるのですが、何をやっているのか、全くわかりません。仕方ないので、先に進んでみることにしました

【この建物『潔斎殿』の前では1時間ほど前から『ならし』(本番前のおさらい)が行われていたようです。神様に失礼がないように最後の予行演習をするとともに、装束が十数時間の長丁場に耐えられるか確認する目的があるとのこと。時間的にすでに終わっていて、赤鬼の登場を待っている状態だったと思われます】

 

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社務所(授与所)の屋根が気になったので撮影してしまいました。何かよくわからないのですが、とっても変わった形をしています


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授与所では『タンキリ飴』を授与してくださるということで、早速授与していただきました。ここでトヨッキーくんと再開(鬼祭の赤鬼がモデルですから、ここにいるのは当然といえば当然です^^)

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これが授与してくださる『タンキリ飴』なのですが、巫女さんが手渡ししてくれるのではなく、自分で選んで持っていくように言われます

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なんと『神宝 抽せん券』が入っています。賞品は『純金神宝小判5枚・純銀神宝小判25枚』です(*゚Д゚)

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授与所の少し先に本屋さんが出店を出しており(と言ってもテーブルの上に本を並べているだけなのですが・・・)、面白そうだったので『豊橋の方言210話』という本を買ってしまいました(さきほどのガイドブックもここで売っていました)

本を購入したついでに、どこで祭りを見るのがいいか聞いたのですが、『赤鬼と天狗は境内をゆっくりジグザグに行ったり来たりするので、どこでもよいが、拝殿の前辺りが良いのでは』ということだったので、お礼を言ってから拝殿の前へ(現地で地元の人からの情報収集は大事です)


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拝殿の前にある舞台のような場所まで来てみました。ものすごい混雑で、全く見えません^^;

【この場所は『儀調場(八角台)』で神前になるようです】

 

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ようやく鬼がやってきましたが、人ごみでほとんど見えません


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『儀調場(八角台)』に上がったところで、ようやく赤鬼の全身が見えました

【祭りの流れとしては『潔斎殿』を出た赤鬼はまっすぐ『儀調場』に移動して、最初に神前に祈念するとのこと】


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ようやく赤鬼の顔を撮影することができました。『儀調場(八角台)』を降りる時には介添え役の人に支えながら、なんとか下りてきました

【鬼の装束ですが、20Kg以上あるそうです。これを着たまま十数時間神事を行う・・・。鬼役の人はものすごい体力が必要です。トイレもいけないので、水分も取れないそうです(*゚Д゚)】

 

f:id:bata_sun:20170218193944j:plainゆっくりと参道を戻っていきます

【手に持っているのは赤鬼の武器『撞木』、元々先端が二股に分かれた木の枝だったものが転じたそうです】

 

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赤鬼は参道をジグザグに移動していくのですが、赤い丸の扇子を持った人が誘導しているようです(細かく振って合図しています)

赤鬼は参道を戻っていき、見えなくなってしまいました

おそろしくゆったりとした流れです。さきほど本を買ったお店の人の方を振り返ると『ゆったりしたお祭りでしょ』と微笑まれてしまいました。確かにもう少しハイテンポなものを想像していてので、ゆったりとした流れにかなり驚いていました

【この後、『参集殿』の前にいる天狗と対峙し、挑発する赤鬼と対応する天狗が再び参道を戻ってきます】

 

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10分ほどすると赤鬼が戻って来ました

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その先には天狗が見えます。少しずつ後ずさりする赤鬼を天狗が追い詰めているようです

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お祭りの流れとは関係ないのですが、ここで警備の看板が目に入ってしまいました。『鬼まつり』の字に気合いが入ってます

 

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赤鬼は『撞木』を横にして防御体勢をとっているように見えます

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天狗は赤鬼の方を睨み、屈伸しながら進んできています。手に持っている武器は『薙刀』です

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それほど近い場所ではなく、二者はかなり離れています

【ガイドブックによると、追い詰められた赤鬼は三種の必殺技『すっこき』(撞木を投げる所作)、『鼻投げ』(鼻クソを投げる所作)、『金玉投げ』(睾丸の垢を投げる所作)をしているそうです。鼻投げと金玉投げは穢れを相手に投げつけるという意味のようです。全部天狗にはいなされてしまうそうですが・・・。これを把握するには事前にガイドブックを見ておくなどで予習が必要そうです】


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『儀調場』の前あたりでとうとう天狗が赤鬼を追い詰めます。とうとうクライマックス?! と思ったら

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いきなり天狗が背を向けてしまいます。境内のアナウンスで何か説明してくれていたのですが、聞き取れず、この部分がなんだったのかよく分かっていません
(ガイドブックにもこの流れが書いてないのです)

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背を向けた天狗の周りを移動して、赤鬼が優勢に立ち、天狗を挑発してゆきます

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神社に着いた時には晴れていたのですが、かなり雪がちらついてきました(かなり寒くなってきました)

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赤鬼と天狗は戻っていってしまい、見えなくなってしまいました

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ものすごい雪になってきたので、一旦屋根のある場所(社務所の辺り)へ移動

翌日聞いたのですが、この雪のおかげで、混雑が少なく、お祭りを見ることができたようです。実は幸運の雪だったのです^^(例年はこんなレベルじゃないそうです)

加えて、訪れた時に少しの雨が降るとその場所と縁ができるという話を昔聞いたことがあるので、これで湯谷温泉に続き、豊橋でも土地に縁ができました^^(だんだん縁の深い場所になっていくなぁ)

少し雪宿りをしていたのですが、約1時間寒い中立っていたせいもあり、トイレに行きたくなったので、このタイミングでトイレに^^;


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せっかくなので記念(祈念)の意味もあり、『八方切祓守』を授与していただきました(バイトらしい巫女さんがお守りがあるかわからなくて、少し時間がかかりました。おそらくほとんどの人は御朱印か『タンキリ飴』のみの授与だからだと思います)

先ほどまでいた場所は既に人でいっぱいになってしまったので、別の場所を探して、『儀調場』の後へ移動してみます

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『儀調場』の上には何かが祀られていました

【『御頭様』、古くは獅子田楽の頭として使われた時期もあったそうです。老朽化のため、現在は『御船代』(船の形をした台座)に祀られているそうです。確かに船の形をしています】


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再び、天狗に追い詰められた赤鬼が戻って来ました。クライマックス! どんなバトルが・・・、と期待していたのですが、田楽であるせいか戦闘はなく、いきなり赤鬼が逃げて行きます

【赤鬼はこの後一気に二ノ鳥居のところまで逃げるそうです】


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薙刀を振るった天狗は『儀調場』の上へあがります(動き一つ一つが特徴的で、かなり体力を消耗しているのか、天狗も息を切らしているのを感じました)


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続いて白装束の子供達が上がってきます。これから何か行わそうだったのですが、ここでほぼ集合時間となってしまったため、泣く泣く移動することに(かなり残念)

【『儀調場』に上がってきたのは、司天師(紫の服)、笹良児でこれから平和に感謝する諸神楽が行われるようです。ガイドさんが言っていた司天師田楽もこの場所で行われるみたいです(本当に残念)】

立ち去る前に拝殿の前で二礼二拍一礼し、お詣りさせていただきました(とても拝殿に上れるような状態でなかったので仕方ありません)


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集合場所へ急ごうとすると社務所の前が通行止めになっていて移動できません(通してくれるようにお願いしたのですが、無理だとのことなので、あきらめて写真を撮ってます)。赤鬼がやってきました

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社務所の中で赤鬼が何かを済ませて出てきました

【ガイドブックによると二ノ鳥居まで逃げた後、社務所にタンキリ飴を納めるために訪れるようです】

赤鬼が出て行くと通れるようになったので、急いで集合場所へ

 

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振り返ると、ものすごい白い粉が振り撒かれています(浴びても良かったのですが、先を考えるとカメラをここでダメにできなかったので少し遠くから撮影してました)

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でも、粉を振り撒いていた赤鬼の警固衆の人が飴を配っていたので1つ貰ってきました^^(落ちている飴を拾ったんじゃないけど、きっとご利益ありますよね)


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祭りは一気に進みます。あっという間に終わってしまいました^^;

【赤鬼は写真の右側にある出入口から出て、まず神社近辺の家を回るそうです】

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頂いた資料にあった『赤鬼巡回図』です。これから休みなく深夜までかけて回るようです。翌朝Twitterを見ていたらこんなツイートがありました

本当に赤鬼装束のまま真夜中まで行われています

ちょっと最後まできちんと観れなくて残念な『赤鬼と天狗からない』ですが、帰宅してから復習して、どんな神事なのか、ようやく理解できました(復習して本当に良かった^^)。また見ることがあるかわかりませんが、次はもう少し理解して見ることができそうです

写真整理から始めて、祭りの内容の理解、そして記事の作成とかなり時間がかかってしまいましたが、少しでも祭りの雰囲気を楽しんでいただけたでしょうか

どこで見るのがよいかというと自分で見たわけではないので判断が難しいのですが、神事が行われる『儀調場』の最前列か、拝殿と神楽殿の前が一段高くなっていて、見やすそうな印象を受けました

来年以降、このお祭りに行かれる方はなんらかの形で祭りの流れを事前に把握しておくと本当に楽しめると思いますよ

ツアーはこの後「安久美神戸神明社」を出て、「豊橋市役所」展望ロビーに向かいますが、かなり長くなってしまったので一旦終わります

次の記事

に続きます

※御礼
いつも訪問ありがとうございます
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※今回のツアーもSNSでの発信を行うことが参加条件になっています。私自身も皆様がどんな部分に興味を持って記事を読んでくださっているのか今後のブログ作成の参考にもしたいため、皆様が興味を持った部分、行ってみたい場所、食べてみたい物などなど、ブックマークコメントやブログのコメント欄に書いていただけると大変嬉しいです

【オマケ】
気になっていた『タンキリ飴』の抽選を翌日の「豊川稲荷」様参拝の後でTwitterで確認してみました

う~ん、残念^^; やっぱり外れていました

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