駅からハイキング:真鶴の歴史ロマン巡り1(真鶴駅~鵐窟)
昨日は梅雨の合間、JR東日本さんの『駅からハイキング』に行ってきました
参加したのは「コースNo.0216004 真鶴の歴史ロマンを巡る旅~源頼朝の軌跡~」。真鶴の『意外と知られていない「源頼朝」の伝承』を巡るということで、なんかワクワクします
『停止信号による遅延』で予定より6分遅れて、「真鶴駅」に到着!
真鶴ってローマ字だと『Manaduru』じゃなくて『Manazuru』なんだと、変なことに感心しながら、改札口に向かいます
改札の外に出ると真鶴の案内を発見。観光案内なのかなと思ったら「真鶴町役場」が入っています。かなり違和感?!
駅前の「真鶴観光案内所」はすぐにわかりました
前に一人お客さんがいて、少し待ちましたが、受付しマップを貰って、ウォーキングスタート!(Just 10時でした)
ちなみに駅からハイキングのマップだけでなく、前のお客さんが貰っていた観光客向けカラーパンフレット『真鶴さんぽ』も貰っちゃいました(真鶴散策のウォーキングコースもカラーで掲載されているので是非入手を)
スタート直後から、いきなり地下道! テンションあがりますが、駅前の道路には反対側に渡る横断歩道がなく、危ないので地下道を利用するようなっているようです
駅前にある「ひもの屋 マルフク」さんの後ろの道を進んでいきます。既に住宅地っぽいです
すぐに「荒井城址公園」の入口に到着!
近くには「荒井城址」の石碑もありました。曇っていて暗かったせいもありますが、文字がよく読めませんでした
階段を登っていくと広いエリアに出ました。良い雰囲気の公園です
広い公園なのですが、公園の一番東よりの道(コの字型に近い道)を通って公園内を通り抜けました
マップに従って歩いて行くと、途中見晴らしのよいポイントがあり、思わず1枚撮影(マップにあるビューポイントではありません)。真鶴町の街並みが一望できます
マップで『坂を下りきったら右折』を書かれているところに到着
右折してから、しばらく歩くと「みよし旅館」さんに到着
「みよし旅館」さん横の駐車場(ビューポイント)から真鶴の港を一望できます。今回歩いたコースでは、個人的には一番お薦めのポイント。晴れていたら、遠くまで海が見えたのではないかと思います
景色を満喫した後、「エフマートヨシ」さんの前を通過。酒屋さんのようですが、なんでも取り扱っている地元のコンビニではないでしょうか?(そう言えば、今回のコース途中にコンビニチェーンの店舗は見かけなかったような気がします)
しばらく歩いて、『真鶴の案内』の少し先にある「尻掛入口」のバス停に到着。箱根登山バスが通っているようですが、一日に往き帰り1本づつしかない・・・。
ここで地元の農家の方が話し掛けてくれたので、少しお話しました(約15分)
『昔は小田急の観光施設があり、バスも観光客も多かったが、小田急が引き上げてからは、観光客も減り、バスも少なくなった』とのこと。この方曰く『バス路線の権利を手放したくないために1日1本だけ通しているんだよ』とのことでした
他に『この近くに島津様(元皇族)が所有されているマンションがある』とも教えてくださいました。この方は道で島津様にお会いしたことがあるそうです
いろいろと面白いお話を聞かせてくださったのですが、雨も降り始めて先を急ぐ必要ができたので、御礼を言ってお別れしました
道を歩いて行きます。目の前にマンションらしい建物も見えます(もしかするとここなのかな? まさか・・・)
マンションらしい建物を過ぎて、少し歩いたところから1枚。写真ではうまく写っていませんが三角形の素敵な建物が印象的でした(帰宅後調べたら、三井不動産のシーサイドリゾートマンションのようです。Google マップでもしっかり三角形)
レストラン「海辺の途中」に到着。駅前の「真鶴観光案内所」で聞いた通り、お休みでした(真鶴町 水曜にお休みのところが多いようです)
「まるなか」さんの手前、多分駐車場のところにベンチが1つ置かれています。「みよし旅館」さんでの記憶が定かでないのですが、マップ上ビューポイントと書かれた場所にはベンチが置かれているようでした(これはわかりやすい)
さきほどとは違った角度で港が一望できました。手前の屋根がちょっと邪魔・・・
電柱の上の方にある「民宿 青い空」さんの案内を目印に左に曲がります(目線よりかなり高いところにあるので要注意でした)
曲がった後ちょっと歩いたところにある「お宿 青い空」さんの看板。さきほどの案内が綺麗だったのに比べると、可哀想なくらいボロボロです
途中見つけたカワイイ犬小屋「うちのこいちばん」って書かれています(インターネット検索したんですが、なんの施設なのか、よくわかりませんでした・・・。謎です)
石垣のような壁のある住宅街の道を歩いて行きます
遠くに見える屋根、どうやら「貴船神社」のもののようです
「貴船神社」に到着、コースでは表ではなく裏からのようです(ちょっと残念なコース設定)。しかしながら裏から入ったので、発見、わかったことも多かったのは事実(うーん、微妙)
入ってすぐのところにある「厄除厄祓門」。大祓で用いる人形を模したということで、しっかりくぐらせていただきました(大祓も近いですし・・・)
くぐった先にある「心願成就石」。『手を添えて心静かにお祈りください』と書かれていたので、その通りお祈りさせていただきました
「授与所」の前にあった『福宝』の説明。招福とのことで銅貨バージョンを1つ購入させていただきました。購入したところ、『貴船神社 御由緒』と『頼朝の腰掛石』の資料を入手できました(これを貰っていなかったら「頼朝の腰掛石」を見逃していたかもしれません)
既に「茅の輪」が置かれていましたので、今回も茅の輪をくぐってからお詣り。大祓が近いということですね
石段のところにあった紫陽花。今が見頃なのか、とっても綺麗でした(コンパクトデジタルカメラと私の撮影技術では限界があるなぁ)
鳥居すぐ、手水舎前にある「頼朝の腰掛石」。説明によると「鵐窟」付近にあり源頼朝一行が休息された岩石を奉納されたものとのこと。元々は横になっていたらしいですが、現在は垂直に立てられています
鳥居近くには保育園があるようで、元気に遊んでいる園児達を見つつ、「貴船神社」をあとにしました
余談ですが鳥居近くにある説明によると石段は108段あるそうで、煩悩を踏み越える「清めの石段」と言われているそうです。やっぱり表からお詣りしたかった・・・
港沿いの道に出ました。網が干されていて漁師町の風情があります
ちなみに、こちら側の道はバスがたくさん運行されていようです(帰りに「真鶴観光案内所」の方に伺いました)
窓に綺麗な絵が描かれている「魚座」って何だろうと思い、中を覗いてみたら、魚市場でした。潮の香りでいっぱい
目の前には「遊覧船のりば」。1時間に1本出ているようでした(日によって違うのかもしれません)。スピーカーからはFMヨコハマが流れていたような気がします
少し歩くと草むらの中に「鵐窟(ししどのいわや)」を発見。この岩屋に隠れたそうですが、中は広いのでしょうか? 大人が隠れられる感じがしませんでした
近くにあった説明を読むと、頼朝の時代には奥行き130mあったものが、幕末には幅3m 奥行き11mに、そして関東大震災で現在の高さになり、第2次世界大戦時に資材として石を切り出され、現在のサイズになったようです。すごい歴史がある場所です
次で気がつくのですが、なぜか説明板は『Hakone Geopark』です。帰宅して調べてみたら、真鶴って箱根ジオパークの一部だった。吃驚!
近くには小さな祠と『品川台場礎石乃碑』と書かれた石碑があります(これも帰宅してから調べたら、嘉永7年(1851年)に完成された品川の台場にも真鶴の石が使われたそうです。台場の埋立で使われなくなり、昭和40年(1965年)に礎石だけここに移設されたとのこと)
まだコースの半分も歩いていないのですが、時刻は11:20。記事も少し長くなってきたので、一旦終わりにします
次の記事「駅からハイキング:真鶴の歴史ロマン巡り2(真鶴産業活性センター~如来寺跡)」に続きます!