旧東海道を歩く26(平塚[京方見附跡]~大磯[虚空蔵堂])
からの続きです
「妙法寺」の前から道をたどって「西組問屋場跡」のところまで戻って来ました。右に曲がり、旧東海道に戻ります
途中、道が少し狭くなる箇所(写真中段)がありましたが、まっすぐ進んで、大きな通り(国道1号線)に突き当たるところまでやってきました。ここを左に曲がります
左に曲がり直進し、横断歩道を渡った先に「平塚宿京方見附跡」がありました。説明によると『空襲やその後の区画整理で京方見附の場所も定かではなくなったが、先人たちの言い伝えや歴史資料からこの辺りにあった』と推測されているようです。『初代歌川広重の絵もこの辺りからのものと思われ』ているそうです
これだけしかないのかな?と思ったら
少し先に『東海道五十三次 平塚宿京方見附之跡』と書かれた碑も立っていました
その横にはさらに立派な『東海道平塚宿』の石碑までありました(江戸見附跡の近辺にはなかったのに・・・)
「京方見附跡」を通り過ぎると、すぐに「大磯町」に入ります(地図でみると「大磯町」かなり大きいです)
「平成の一里塚」を見に行くため、「なか卯」の前で『国道1号線』の反対側に渡りました
「花水川」の手前に「平成の一里塚」(今まで歩いてきた中では2つ目)があります。気になって「イオンスタイル湘南茅ヶ崎店」近くにあった『平成の一里塚』からの距離をGoogleマップで調べてみました。約8Kmでした。どこか途中にもう1つ『平成の一里塚』があったのでしょうか? とても気になります(記事「旧東海道を歩く22(茅ヶ崎[一里塚~神明神社])」参照)
次の史跡「大磯八景の碑」を見るために、再び街道の左側へ移動(旧東海道を歩くでは、これが忙しいんですよね)。橋の手前にそれらしき石碑を見つけましたが、何と書いてあるかわかりません。帰宅した後調べてみました
www.town.oiso.kanagawa.jpによると『花水橋夕照』には
高麗山に入るかと見えし夕日影 花水橋にはえて残れり 敬之
と書かれていたようです。花水橋のたもとで高麗山の夕焼けを見る場所のようです
よくわからなかったので、数枚風景写真を撮ってみましたが、下段の写真が夕日で赤く染まった状態が大磯八景じゃないかなと思います
「花水橋」を渡って行きます。途中で川の方を向いて写真を撮ってみました。写真にうまく写りませんでしたが、パラグライダーをやっている人が海の方に見えました
「花水橋」を渡って、すぐの場所にある「善福寺」、ウォークマップによると『横穴古墳』と書かれているので、見ていく行くことにします。街道横にある駐車場のところに『境内入口』と書かれている看板が立っています(こちら側から入れるのがとても親切)
境内に入って最初に目に入ったのは『親鸞聖人像』
『横穴古墳』を探して境内を一周しましたが、見当たりません。あきらめて帰ろうとすると、入ってきた入口(墓地)の横に
たくさんの横穴が開いている場所がありました。おそらく、ここが『横穴古墳』。思っていたよりも小さいです。『きけん! 岩がもろくなっています。岩山であそんではいけません。住職』の看板もあり、これ以上は近づけませんでした
「善福寺」を出て、街道を進みます。今までも見つけていたのですが、これが一番きれいそうなので、大磯のマンホールを撮影(カラーは見当たりませんでしたが、このマンホールは本当にたくさんみかけます)
ガイドブックにある茅葺きの家(2体の木造仁王像は見当たりませんでした)
久しぶりに見た『日本橋から66Km』の標識(結構歩いているのに、まだ66Km)
(普通の民家だと思いますが)金魚の暖簾が素敵だったので撮影。門柱に載っているモンスターズ・インクの人形も可愛い^^
少し歩いたところで、ふと右側を見ると鳥居があるので、せっかくなのでお詣りしていくことにしました
二ノ鳥居を抜けたところにある案内、『関東ふれあいの道 高来神社 0.1Km』と書かれています
長い参道を抜けた先にある「高来神社」の拝殿にまずはお詣り
最近新しくしたような木彫りの鶴、旧いお社に似つかわしくないくらいに緑が鮮やかでした
古代から書かれている「高来神社(高麗寺)の略縁起」、『高麗山が昔から神宿る山として信仰されてきた』と書かれています
境内にあった「豊受姫大神」のお社、『希望の人生を信じ求め行く人々に勇気を授け、あらゆる苦難に閉ざされた心の扉を開き導き下さる神様です』と書かれています。しっかりとこちらでもお詣りさせていただきました
境内にあった新しいトイレ。『東海大学建築学科の学生のみなさんによりデザインの提案を受け、建築したものです』と書かれています。こういうのがいいです。トイレのデザインは他のアート作品と同じく、やはり署名してほしい
「高来神社」を後にして、少し先に進むと「此辺大磯宿の史跡 虚空蔵堂」がありました。説明に『虚空蔵と熊野権現を祀ったお堂があり(現存)、ここに下馬標が立っていた。大名行列もここで下馬し、東照権現の併祀された高麗寺に最敬礼をして静かに寺領内を通った』と書かれています
絵の左側にある『寺領傍示杭』は『高麗寺村と大磯宿との境界を示す。高さは三米程であった』と書かれています。明確にお寺の領域と宿場を分けていたようです
普通のマクドナルドなのですが、バス停の雨よけがちょうどマクドナルドの建物とつながっているように見えたので、思わず撮影してしまいました(実際には少し離れています)
マクドナルドのすぐ横にあった「大磯警察署化粧坂交番」。屋根の形が特徴的(屋根裏部屋とかありそうです)
この付近で見つけた大磯マンホール。さきほどのよりも少し小さいものです
既に時刻は13時10分、2時間以上歩いていますが、なかなか大磯駅に着きません。記事も長くなってきたので、一旦終わります
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