旧東海道を歩く10(鶴見~神奈川[新子安])
駅からハイキングにも参加したかったんですが、迷った結果、やっぱり旧東海道の続きが気になって、昨日は「鶴見」から歩き始めました(旧東海道としては「旧東海道を歩く9(川崎~鶴見)」からの続きになります)
ガイドブック「ちゃんと歩ける 東海道五十三次 東 江戸日本橋~袋井宿」とウォークマップ「ホントに歩く東海道 第1集 日本橋~保土ケ谷 」を併用しました
1日フルに歩くつもりなので、今回の目標は「保土ヶ谷」(鶴見から10.7Km)、行けたら「東戸塚」まで(15km)!
朝8時30分に到着予定が電車の乗り継ぎに失敗して、8:45に到着。前回のリタイアポイント(鶴見ベイロード商店街の入り口)に立って、最初の写真を撮影!
まだ朝早いのですが、結構人が歩いています(ぼかし処理をしているので写真ではわかりませんが・・・)
すぐにパン屋さんの前で「さぼてん茶屋跡」を発見! 横にサボテンが置かれているのはお店の人の粋な計らいでしょうか
順調なスタート! と思っていたら次の「五の日稲荷」探しで25分近く使ってしまいました(参考にした「ホントに歩く東海道 第1集 日本橋~保土ケ谷 」の位置表示が間違っていたと思います)
Google マップでも検索できず、あきらめていたのですが、Google検索したら紹介ページを作っている方がいました(ラッキー)
整理してみるとベイロード商店街をこのラーメン屋さんの角で左に入ります
すぐに住宅の角にある「五の日稲荷」が見つかります。本日1つめのお詣り(Google マップのリンクを貼り付けたので、参考にしていただければ幸いです)
少し時間がかかりましたが、お詣りできて満足したので、先へ進みます。商店街も終わり、マンション街?に入ってきました
マンションの建ち並ぶ中にあって、確かにこの2軒異様に目立ちます
目の前に国道15号線が見えてきました。横断歩道を渡って、真ん中の道を直進していきます
少し歩くとJR鶴見線の高架が見えてきました
レトロで雰囲気のあるガード下は完全に日陰でひんやりとして、少し汗ばんできていたので大変気持ち良かったです。近くには古い看板もあり、ここだけ取り残されているような空間だったんですが、駅の改札だけは新しい機械が置かれ、ここだけ現代でした
「生麦魚河岸通り」に入ったようです。魚屋さんが並んでいます。朝早いのにお客さんもたくさん。気がついて見ると通りの左側にしか魚屋さんがありません。生ものだから日が当たらないような店構えになっているようです
魚屋さんに目を奪われて、「慶岸寺」の前を危うく通り過ぎてしまうことでした。
気が澄んでいるせいか境内は気持ちが良かったです。大きな仏像が鎮座されていました
隣には「子育地蔵」
「慶岸寺」を出て次の角を右に入ると「冬木森稲荷神社」があります
たぶん「生麦魚河岸通り」の終わりなのだと思うのですが、道が狭くなります
左側に見える大きな建物(物流センターみたいです)はなんだろうと思っていたら、「正泉寺」の入り口を発見。参道が緑のトンネルという感じで、ひんやり涼しく気持ち良かったです
すぐ近くに「生麦水神宮」もあったんですが、立ち寄るのを忘れてしまいました(暑いし、ちょっと疲れてきていたのかも・・・)
立ち並ぶ鳥居が圧巻の「道念稲荷神社」。少し狭かったですが、鳥居をくぐってお詣り
入り口の横には横浜市指定無形文化財『蛇も蚊も』の説明。萱で作った蛇平に悪疫を封じ込めるなんて、すごい霊力です。今も行われているようで、検索したら今年は6/5に行われたようです
通り過ぎてしまい、かなり探した「生麦事件発生現場」の説明。普通の住宅の軒先にありました。漢文でよくわからない・・・
次の角(AEONまいばすけっとの手前)を右に曲がると、小学校の角に「御社母子稲荷神社」があります。入り口にある狐様の銅像が少し変わっていたよう気がします。口にくわえているのは何なのでしょうか?(疑問が残ったままです)
大きな道路(県道6号線)に出ました。空にかかる雲が綺麗です
県道6号線を渡って2つ目の角を右に曲がると「神明社」。横はかなり広い公園になっています
ここにも『蛇も蚊も』の説明があります。確認していませんが、「道念稲荷神社」のものと同じものだと思われます
付近を探して、ようやく見つけました「庚申塔」(鳥居に向かって右横)。ガイドブックにあるように台座に三猿が描かれています
キリンビール横浜工場の横を歩いて行きます
もっと手前だと思っていたので、かなり探してしまった「生麦事件碑」。きちんと屋根付きで大切にされています(老朽化してきているとのこと)
地図があり、付近の位置関係もバッチリ(もう少し早く知りたかった)。現在は工事のため移設中とのことで来年(平成29年)には、元の場所に戻るようです。老朽化しているのにお引っ越し大変です
国道15号線との合流地点。横断歩道を渡った先にある工事の囲いに『仮移設のお知らせ』があります。本来はこの位置にあるようです
鉄道の高架の下を歩いて行きます。「キリンビアビレッジ」の入り口はこんなところにあるんですね
この辺りに「東子安一里塚」の案内板が新設されたという情報を事前に見ていたにもかかわらず、確認を忘れてしまいました(残念)
忘れた理由ははっきりしていて次の「才兵衛稲荷」に既に意識がいっていたためです
「才兵衛稲荷」ですが「横浜石油企業」さんの横を入っていたところにあります。上の写真で見える看板の裏側に説明が掲示されています
由来には「旅の僧」の悲惨で壮絶な物語が書かれています
「子安通り交差点」、遠くにタワーマンションらしき建物が見えます。この辺りのランドマーク?
横断歩道を渡ってちょっと歩くと、「遍照院」の入り口が見えますが、京急線の踏切を渡らないといけません。お詣り専用踏切でビックリしました(地図で見ると京急線とJR東海道線の間にあります)
ガイドブックによると境内にあるタブノキは横浜市名木古木指定と書かれています(でもこの名木古木指定、これから廻る寺社と神社にたくさんありました)
街道を左側に移動して「子安ランプ入口交差点」の横断歩道を渡った先に「西洋野菜栽培とトマトケチャップのふるさと」の説明を発見。子安の辺りは西洋野菜栽培に適した土地で1866年頃に栽培が始まったようです。そしてケチャップが作られ始めたのは1894年。家庭でお馴染みのトマトケチャップの日本普及はここからだったようです
まもなく「京急新子安駅」、鶴見から3.5Km弱ですが、既に時間は11時過ぎ、2時間も歩いています。いろいろと探し廻って時間ロスが多かったためですが、今日中に「保土ヶ谷」までいけるのか不安になってきました
かなり記事が長くなってしまったので、一旦ここで終わります
次の記事「旧東海道を歩く11(神奈川[新子安~仲木戸])」に続きます!