駅からハイキングで、藤沢の観光施設を楽しんできました(^-^)
※カテゴリ「旧東海道を歩く」の途中ですが、本日は一旦お休みです
昨日(10/29)は『駅からハイキング』
www.jreast.co.jpで、神奈川県コース「東海道線辻堂駅開業100周年記念!旧東海道藤沢宿の歴史や文化を巡るハイキング」に参加してきました(開催期間が終了するとリンク切れになると思われます)
開催概要のみ引用させていただくと以下の通りです
開催期間 :2016年10月8日(土)~12月25日(日)
※毎週月曜日を除く
スタート駅:神奈川県東海道本線藤沢駅
コース行程:藤沢駅→湘南FUJISAWAコンシェルジュ[スタート]
→江の島弁財天道標→蔵まえギャラリー
→江戸見附跡→遊行寺→ふじさわ宿交流館
→常光寺→伝義経首洗井戸→白旗神社
→京見附跡→養命寺→一里塚跡
→藤沢市「藤澤浮世絵館」「アートスペース」
→辻堂駅
参加される方は上記リンクから詳細ご確認の上お願い致します
※初めて『駅からハイキング(以下、駅ハイ)』に参加される方へ
私が参加した『駅ハイ』としては今までで一番わかりにくい&説明がないマップになっています。
他のコースはそんなことがないので、これに懲りて『駅ハイ』のことを嫌いにならないでください
本参加もいつか記事にするかもしれませんが、コース途中にある観光施設を楽しんできましたので、先行して紹介させていただきます(オススメ度はあくまでも私のツボに入った度なので、参考にならないかもしれません)
1.遊行寺宝物館『不思議な伝承 天狗の爪に鬼の牙』[Google マップ]
Bataさんのオススメ度:☆☆
平成28年9月17日~12月19日(休館日:毎週 火・水・木・金(祭日は除く))の開催(つまり平日のほとんどは閉館です)
それほど広くない展示室でしたが、『鬼の牙』『天狗の爪』『鳳凰の卵』が展示されています。といっても伝説上の生物ですから本物ではありません(実際には何物かも展示の説明に書かれています)
よくわからないものを入手してしまった昔の人達が想像力豊かに『鬼』とか『天狗』のモノと判断したようです。『鳳凰の卵』『鳳凰の羽』は献上品だったようで、『かぐや姫』を思い出してしまいました。説明を読むと偽物を献上するなんてことは本当にあったように感じました(竹取物語は風刺ものだったのか?)
『駅からハイキング』のマップを提示すると100円引きで入れますので、興味のある方は駅でマップだけ入手していくとよいと思います
2.ふじさわ宿交流館[Google マップ]
Bataさんのオススメ度:☆☆☆
2回目の訪問ですが、立ち寄った理由はこれ!
文教大学情報学部 川合研究室から寄贈された『藤沢宿』です。おそらくX-Boxのものと思われるゲームパッドを操作して、昔の藤沢宿の中を歩き回れます
www.youtube.comどんな感じなのかは上記YouTubeリンクに映像がありますので見てください
交流館の方に丁寧に説明してもらったので、すぐに理解できましたが、操作はかなり簡単です。動き回れる範囲はかなり狭いですが、遊行寺でお賽銭を入れることもできますし、江島神社一の鳥居(今はありません)の近くでは馬にも乗れます。
昔の宿場町の雰囲気が存分に味わえました。短い時間ですが楽しめます
コースを歩き続けて、ゴール「辻堂駅」のそば、『Cocco Terrace』にやってきました
3.藤澤浮世絵館[Google マップ]※Cocco Terrace7F
Bataさんのオススメ度:☆☆☆☆
まず藤沢宿コーナーで見れるビデオが良かったです
街道などの描いた浮世絵は見える景色を描いているのでなく、そこから見える名所を誇張して描いていることを映像で理解することができました。一番の収穫は「南湖の左富士」がどの位置に見えるかわかったこと(行ってみたけどわからなかった時の記事「旧東海道を歩く22(茅ヶ崎[一里塚~神明神社])」を見てください)
昔は江ノ島には干潮時(日に2回だけ)しか渡れなかったとか、いろいろと勉強になりました(今も干潮時には歩いて島まで行けるのではないかとのこと。でも島にあがる部分がないのではと言われました。この辺りは今回の「旧東海道を歩く」が終わった後、記事にしようと思っている「江ノ島散策」につながります)
訪問したタイミングがよかったので、摺り体験もできました
一色のみですが実際に摺らせていただきました。かなり難しいです。人物などの浮世絵は20色も重ねるそうなので、かなりの職人技がないとできない仕事だったのですね
入口近くの交流スペースからは「大島」と条件が良ければ「富士山」が見えるそうです
駅からハイキングのマップ提示で先着で缶バッチがもらえます(なくなり次第終了)
4.藤沢市アートスペース[Google マップ]※Cocco Terrace 6F
Bataさんのオススメ度:☆☆☆☆
現在開催中の『Artists in FAS 2016』を堪能させていただきました
『藤沢市アートスペースが、多様な創作活動に携わるアーティストたちに、レジデンスルームでの制作と展示ルームにおける展示・発表の機会を提供するアーティスト・イン・レジデンス・プログラム』で、その第1回目の入選アーティストによる制作したものが展示されています(上の写真にある入口周辺もアート作品の一部でした^^;)
たまたま入った時に他の方がおらず、スタッフの方に作品を1つずつ丁寧に解説してもらいました(ただ見るよりも解説してもらうのが絶対オススメです)
衝撃を受けたのは『廣田真夕』さんの作品。大学卒業後、なぜか養豚場に1年半勤められたそうで、日々原稿用紙に体験したことを絵日記にして描いていたそうです(この原稿用紙も展示されています)。それをベースに油絵を作成したものがいくつか展示されています。豚インフルエンザなど作者が命に向き合う姿が荒削りだけど鬼気迫る絵になっており圧倒されました
面白いなと思ったのは『中村厚子』さんの作品。水をテーマにした作品で水という特別な物質の不思議さが伝わってきます。大きなグルーガン(樹脂を溶かして接着する道具?)で立体的に作成された作品も展示されており、面白かったです。スタッフの方に見せていただいたのですが、中村さんの他の作品写真もファイルされており、この方の個展を見てみたいと思いました
約30分ぐらいでしたが、現代アートに圧倒されました(やっぱりアートはよくわからない^^;) でも正直、こういう感性でモノを見る力、それをありのままに表現する力が欲しいと思いました
「Artists in FAS 2016 入選アーティストによる成果発表展|藤沢市アートスペース|Fujisawa City Art Space」にも少しだけですが写真が紹介されているのでご覧下さい(開催が終わるとリンク切れになってしまうかもしれません)
『廣田真夕』さんと『中村厚子』さんのワークショップも予定されているようなので、興味ある方は上記リンクから確認してください(私もちょっと行ってみたいです)
ということで4つ紹介させていただきました
ウォーキングイベントだと、ひたすらコースを歩いてしまう方も多いと思うのですが、寄り道して観光施設を楽しむのもいいと思います(今回「遊行寺宝物館」以外は全て無料です)
藤沢のちょっと興味深い観光施設のご紹介でした
※御礼
いつも読んでくださり、はてなスターやコメントなどありがとうございます
ものすごく励みになっております。これからもよろしくお願いします
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させていただくかもしれません
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