小田原七福神巡り1(小田原駅~潮音寺)
箱根にあじさいを見に行く途中、何かウォーキングができないかと探していたら、小田原市のホームページ「小田原市のウォーキングコース」で「小田原七福神」を見つけました。なかなか縁起が良さそうなので、廻ってみることに
調べてみたら、本来元旦に廻るようで、元旦から数日はバスコースもあるようでした。人が少ない方がゆっくり存分にお詣りできるので、今は良い季節ではないかと・・・
掲載されているMAPを見てみると七福神の場所はわかるのですが、廻るようなコースがありません。なので人生初ですが、他の小田原市ウォーキングコースも参考にしながら、廻り方を考えてみました。下図はベースの七福神MAPをハンドトレースして、自作したもの(大変でしたが、コース検討と合わせて、なかなか楽しかったです)
赤い字が七福神のあるお寺です。小田原駅をスタートして小田原城でゴール。それ以外にもいくつか見所を追加して、ちょっと欲張りなコースになってしまいました(笑)
梅雨の合間、晴れている日を選んで、今週行ってきました
朝8時50分すぎ、「JR小田原駅」に到着。巨大な提灯が出迎えてくれます(やっぱり提灯は小田原の代名詞なのでしょう。余計な情報ですが今年2016年の「小田原ちょうちん夏まつり」は7/30~31開催のようです)
西口への階段を下りて、駅を出ると目の前に「北條早雲公像」が見えます。西口から駅を出るの初めてだったのですが、大きな像があったんですね
駅前の地図を見ると近くまで行けるようなので、行ってみましたが、あまりに近くて良い構図では写真が撮れませんでした(ちょっと失敗)
駅を出て北東に向かい、線路の手前で左に曲がります。大祓の時期なので、看板も出ていました(全国の神社で大祓の日は同じですが、時間は様々なんですね。初めて知りました)
住宅地を進んで行くと「大稲荷神社」の目印があります。ここで左に曲がると「大稲荷神社」のようです。あれ? 「福泉寺」は?
気になりながらも進んでみると「大稲荷神社」の赤い鳥居の横(写真左側)に「福泉寺」の入口がありました
無事最初の七福神「福泉寺」に到着。本堂でお詣りを済ませてから、境内を探してみると
先ほどの入口の左横に鳥居があり、「満願弁財天」様が祀られていました。『知恵を授かり富と開運の神』とのことで、早速お詣り(七福神のある場所には、目印として、この赤い幟があるようです)
中も撮らせていただきましたが、見ることはできませんでした。でも薄く開いた扉から見ていてくださると思います
続いて「大稲荷神社」にお詣り。既に茅の輪が置かれていましたので、今回もくぐってお詣りさせていただきました
曲がり角にあった説明によると『小田原城主に吉兆をつげた』ことで『大の字』を冠したと書かれています。あれ?英語の説明を見ると『Dainari Shrine』と書かれているので、読み方は『だいなりじんじゃ』なのでしょうか?(それとも外国の方向け?)
写真だと見づらいですが、参道の石段の入口に狛犬、その先に狐様がいらっしゃるという珍しい参道でした
神社の横の道を進んで左に曲がり、県道74号(小田原山北線)を目指して歩いて行きます
途中、こんなマンホールを見つけました。川の渡しでしょうか? 素敵な絵柄です
県道74号線に出るところ。大きな陸橋があり、横の階段を下りていきます(事前にGoogle マップで調べた時、どうしても大きく迂回するコースになってしまったのは、この陸橋の構造のためだったようです)
県道74号線を進んで行くと小さな仏像を発見。周囲の人に尽くした妙ちゃんという方の死を悼む人達により建立された「妙子地蔵」様とのこと。暖かいお話です(平成20年とあるので最近のことなのだと思います)
通りの反対側に『めだかの学校 左折80m』と書かれた案内が出ています(写真中央、小さいです)。これから先を考えると寄り道もあまり出来ないのですが、せっかくなので行ってみることにしました
すぐに「めだかの学校」を発見。童謡『めだかの学校』はこの付近であった茶木茂氏と息子の会話によって作られたとのこと。水車もあり和む場所です
中には『荻窪用水ものがたり』と書かれた説明がありました。約20年の歳月をかけ、40以上ものトンネルとほり、水田に水を引くために、1802年につくられた用水路とのこと。昔の人の活躍の凄さを見せつけられるエピソードです
県道74号線に戻ってくると、こんな案内板がありました。「めだかの学校」を見てから次に移動する方が多いのではないかと思います
巨大なナマズの標識も発見! 小田原の緊急交通路の看板のようです。最近地震対策の整備が進んでいると思います
「小田原市役所」のところにあった噴水と電話ボックス。最近公衆電話自体が珍しいですが、オシャレです
家の前で野菜を販売している方もいました
目印としていた「小田原市立病院」。予想以上に大きな病院でした
久野川橋を渡って、まっすぐ進んで行きます。左に見えるのは『小田原厚木道路』
途中『久野緑の小径』なる緑道を発見、コースの関係上、今日はパスですが気持ち良さそうな道です
つきあたりを横断歩道を渡ってから、右に曲がって少し進むと「潮音寺」に到着
本道にお詣りしてから、入口左側にあった
「毘沙門天」様をお詣り。『開運厄除け、財宝を呼ぶ神様』とのことです
僭越ながら御堂の中も撮らせて頂きました。りりしいお姿です
右横には『宝船に乗っている七福神』の像があります。めでたい感じがします
時刻は9時50分、予定のペースでここまで来ることができています
少し長くなってきたので、一旦終わります
次の記事「小田原七福神巡り2(玉宝寺~小田原駅)」に続きます!