閑歩:帰り道、「川崎河港水門」を見に行ってきました
※記事としては
から続いています(なので8/21の話です)
まだまだ歩き足りなかったし、行きの「京急大師線」で車窓から見えた「川崎河港水門」が格好良かったので『大師道』を通って近くまで行ってみることにしました
『大師道』は「川崎大師」様から「川崎宿」まで続く道です。川崎方面から歩いたことがあるので、今日は逆方向に歩いて行きます
どんなコースなのかは(川崎側からになりますが)、以下の記事を見ていただければ幸いです
なお本記事は閑歩(ぶらぶら歩き)モードなので、コースに関する写真はありません(ごめんなさい)
途中、大きなマンションの前で空を撮ってみました。雲が少なく、日射しも強くなってきたので、かなり暑いです。台風の影響で風もかなりあるのですが、熱風です(ガスファンヒーターの前に立っている気分、念のため8/21の話です)
ちょっとヤバいかもと思ったので、少し先にある「イトーヨーカ堂」へ一時避難(クールダウンしていきます)
2Fに上がってみたら、不思議なポップ広告が・・・。『折り傘』って何? 『折りたたみ傘』じゃないのかな? なんとなくわかるので問題ないですが、省スペースです(笑)
ぐるっと2Fを廻って、1Fに下りてくると、臨時出店の畳屋さんの前では、『くまモン』が店長をしていました(笑)。くまモンもいろいろと大変です
外に出ると、アーチ型の素敵なゲートがありました。『MINATOMACHI PLAZA』と書かれています
確か水門へは、ここ「日産プリンス神奈川」で曲がれば良かったはずなので、右に曲がります
遠くに水門が見えてきました
途中「京急大師線」の線路の下を通るので、ここでもやっぱり写真を撮ってしまいました(笑)。かなり錆びています。上が見えるので、電車通る時に下にいたら、面白い写真が撮れそうです(でも動画じゃないと難しそう)
「川崎河港水門」(→Google マップ)に到着!
近づけるとところまで水門に近づいてみました(かなり自転車に乗った人が通るので、歩行者は気をつけないといけません)。近くにあった『川崎河港水門』と書かれた説明には
第一次大戦による好景気のなかで、川崎市は足りなくなった工場用地の拡大を図る運河・港湾計画を立てました。川崎河港水門はこの計画の一環として将来の発展に備えるべく、当時の多摩川改修事務所長であった内務技師・金森誠之氏の設計により大正15(1926)年11月に着工、昭和3(1928)年3月に○○しました。2本のタワーと、タワーをつなぐ梁、ゲートによって構成され、タワー頭頂部には当時の川崎の名産品のブドウ・梨・桃をあしらった装飾がされています。梁部分には、現在は残っていないものの、エジプト様式のレリーフがありました。現在でも、千葉方面からの砂利の陸揚げ施設として使用されています
運河・河港計画は、(中略)戦局の悪化による経済への影響などもあり、昭和18年に廃止されました
また、この河港水門は平成10年に、国の登録有形文化財(建造物)に登録されています
と書かれています。頭頂部の不思議な形は『ブドウ・梨・桃』だったのか?! 絶対エジプトかギリシャの伝説上の生き物だと思っていた(残念)
横浜ランドマークにあるドックヤードガーデンで見た『近代化産業遺産』のプレートも貼られています(参考記事「横浜みなとみらい新港エリア散策2(日本丸メモリアルパーク~汽車道)」)
近づいては見たものの、もう少し全体像が見える場所がないか探してみると
少し先にある多摩川に近いところなら、全体が見渡せそうです
ようやく全体を見ることができました(^-^)
2本の柱ががっしりと構えていて、格好いい建造物です(水門が開くところ、見てみたいですね)
帰り道、「味の素川崎工場」の間をつないでいるパイプ用の鉄橋も気になったので、これも下から撮ってみました(→Google マップ)。普通の橋とは違い、風情があります(少し意味不明です)
あとはひたすら『大師道』を歩いて、川崎宿の手前、「六郷橋」のガード下ところまで戻ってきました(→Google マップ)
やっぱり下から写真を撮ってしまいました(笑)
やっぱり他の橋と似ているようで少し違う感じがします。真ん中に太陽の光が差し込んでいるので、橋は2つに分けられて造られているようです
「東海道かわさき宿交流館」までやってきました
先日の御礼(「市場の夫婦橋」の件→記事「閑歩:旧東海道を歩く 復習(川崎~鶴見)」参照)を言いたくて、2Fに上がり、説明してくださった方を探したのですが、今日は不在だったようなので、1Fで少し休んでいると
なんと「奈良茶飯風おこわ」が食べられるという説明が・・・
『奈良茶飯』と言えば、先ほど下からの写真を撮った六郷橋ガード下を超えて、すぐの場所にある『六郷の渡しと旅籠街』の説明で『旅籠街、なかでも万年屋とその奈良茶飯は有名でした』と書かれていた、あの『奈良茶飯』です(写真は以前撮ったの再掲です。記事は「旧東海道を歩く8(多摩川~川崎)」参照)
早速「川崎屋東照」にやってきました(→Google マップ、「東海道かわさき宿交流館」から少し道を戻ります)
店頭で確認してから、『奈良茶飯風おこわ』を注文。メニューには『うるち米ともち米に勝粟、炒った大豆、栗や小豆を加え、お茶の風味に仕上げたおこわを味わいくださいませ』と書かれています
しばらく待っていると『奈良茶飯風おこわ』が運ばれていました。食べてみると、確かに昔は超御馳走だったと思える味わい(淡泊なのですが、いろいろな味が口のなかで広がります)。東海道を歩いてきた人達にとっては、この上ないご飯だったと思います
お腹も空いていたので、あっという間に食べてしまいました(ちょっと少なかったですが、今日のランチはこれで終わり)
駅前地下街「川崎アゼリア」に行ってみると、こんなポスター?もありました。『エレベータ』が設置されるようです
パスタ-のすぐ横にあったは「鉄道模型の店 ポポンデッタ」
小さな店内の1/4ぐらいのスペースが鉄道模型で占められています。実際に動かして遊べるようで、多くの人が楽しんでいました。川崎駅にこんなお店があったなんて初めて知りました
店内を見ていたのですが、鉄道模型が欲しくなってしまいそうだったので、急いで店を出ました(危ない、危ない、笑)
「JR川崎駅」改札に向かうエスカレーターのところでは『大師巻』なるお菓子の広告。貼られていた地図を見ましたが「川崎大師」様の近くにお店はないようです。海苔が巻かれて美味しそうでした
「JR横浜駅」で乗り換える時に、ホーム上で線路の方を向いている「15」と書かれた数字を発見! 何これ?と思っていたら
15両編成の車両が停まる時に車掌さんが乗っている部分のドア(最後部)の位置を示していました(車掌さんがちゃんと確認していました。車掌さんが見やすいようになっているのですね)
運転手さんは確認しないので、ホームの先頭側(運転手さん側)に数字はありませんでした。へぇ~と、変なことに感心しながら、帰宅しました(まだまだ発見すること多い)
「川崎大師」様『八角五重塔』参拝に始まった一連の記事も、これにて完結!
長い記事にお付き合いくださり、本当にありがとうございました
格好いい「川崎河港水門」の写真や橋の下からの写真もあるので、本記事も 今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」にエントリーさせていただきます
※御礼
いつも読んでくださり、はてなスターやコメントなどありがとうございます
ものすごく励みになっております。これからもよろしくお願いします
ブックマークでいただいたコメントへの返信も通常のコメント欄で
させていただくかもしれません(全部はできないと思うのですが・・・)